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次の日────。
「はぁ……」
私はモヤモヤした気持ちを抱えながら
仕事に来ていた。
玲「なに、ため息ついてんだよ
不幸がこっちにも移る」
「あ、ごめんなさい」
玲「なんかあった?」
「いや、なんでもないです」
玲「そ……」
今日は輝馬と紫優ちゃんと3人で
GENERATIONSのみんなの採寸をする日。
ガチャ
亜「おはようございます!」
隼「おはようございますー!」
メンバーが着々と到着していた。
紫「じゃあ、来ているメンバーさんから
採寸始めていきますね」
「「はーい」」
私は涼太くんの採寸。
「じゃあ始めるね、涼太くん」
涼「うん、よろしくお願いします〜!」
あのキラキラ王子の笑顔を向けられた。
いや、これは罪レベルだわ。
そう思いながら採寸を進めていく。
涼「昨日どうだった?楽しかった?」
きっと輝馬とのご飯のことを言ってるんだろう。
「うん、楽しくお話したよ」
本当は亜嵐くんへのモヤモヤした気持ちが
生まれてしまい複雑な気持ちだった。
涼「そっか〜、良かったね」
「うん」
はぁ、やっぱりダメだ。モヤモヤする。
紫「Aちゃーん!片寄さん終わった?」
「終わったよー」
紫「じゃあ、白濱さんお願いしてもいい?」
亜嵐くん、か。
はぁ、どうしよ、でも仕事だもんね。
「分かりました〜」
亜嵐くんの方へ歩いている時
隼くんの採寸をしている輝馬と
目が合った。
すぐに逸らしたからどんな表情してるか
分からなかったけど
どうしたらいいか分からなくなってきた。
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作者名:この | 作成日時:2018年10月25日 0時