21 亜嵐side ページ21
亜「あの……それでどうして俺はここに
いるのでしょうか。?」
「あぁー!それはちゃんと亜嵐くんの家まで
送り届けようとしてたんですよ?
でも、鍵もないし亜嵐くんのマンション
セキュリティ強くて私じゃ入れなくて
だから、私の家ならエントランスとかも
ないから簡単に運べるから大丈夫かな?
と思って……迷惑でした……?」
亜「いやいやいや!迷惑だなんて
ありがとう、ごめんね迷惑かけて」
「全然大丈夫ですよ、ニコッ」
いや、Aちゃん。
ニコッじゃないよ!!
酔いつぶれた男家に上げちゃダメだよ!!
ほんっと無防備だ。
俺じゃなくて他の男だったら……
想像しただけで恐ろしい。
亜「でも、Aちゃん俺以外の男は
家に上げちゃダメだよ?」
「え?なんでです?」
亜「なんでもダメなのー!」
「?」
しっかりしてるのにこういう所だけ
抜けてるんだよな。
Aちゃんが作ってくれた朝ごはんを
綺麗に完食して、仕事に行く準備を
するために俺は1度家に帰ることにした。
「じゃあまた仕事場で」
そんなこと言うから寂しくなっちゃうじゃん。
亜「いや、一緒行かない?
準備できたら迎えに来るね」
「え?あ、はい、じゃあ待ってますね!」
やべっ、俺今世界で一番幸せものかもしれない。
・
・
好きだなぁ、Aちゃんのこと。
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作者名:この | 作成日時:2018年10月25日 0時