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真っ暗な視界から瞼を開ければ電気の明るさが直に目に入ってくる。
「……ん、……ぅ」
たしか私雷で、、。
ばっと体を起こして自身の体を触れば一切濡れたところは無い。というか新しい服に変わっている。それに、当たりを見渡せばここは私の部屋……。
「……」
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叶「あ、起きた？」
叶さんがキッチンの方からマグカップをもって出てきた。
「…………、私、……」
叶さんは混乱の解けない私をみてこちらに笑顔を向けた。そしてきっと自分で飲もうとしていたのであろう暖かいお茶の入ったマグカップを私にくれた。
叶「まだ頭が混乱してるだろうし、考えるのはゆっくりでいいからね。それ飲みな〜。」
ベッドのすぐ横の椅子に座って私に向かってそう言った。
「……、ふぅ、…………？シャワーの音、？誰かお風呂入ってる？」
叶「うん。葛葉も濡れたから今シャワー借りてるよ。」
「あぁ、葛葉さんが…………
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あ。」
"葛葉"そのワードを聞いた瞬間にばっとか雷がなり始めた当たりの記憶が蘇ってくる。
わ、……わ、たし、葛葉さんにキスさせ、……。
それにて事はここまで葛葉さんが運んでくれた……？あんなカリンチョリンな人に私の全体重を持ち上げるのはさぞかし大変だったんじゃ…………！？
罪悪感でダラダラと冷や汗が流れてくる。
叶「……だ、大丈夫？顔色悪くなったけど……」
「あ……、はい。……って、そこの薬とか、この新しい着替えは？」
叶「あぁ、それはさっき星川とアルスさんがやってくれたし持ってきてくれたよ。今さっき帰っちゃったけど、今度学園帰った時お礼しにいこっか。」
星川さんと、アルスさん……、女の子…可愛い名前してるね。
叶「……僕が着替えさせても良かったんだけどね？」
甘美な表情で少し口角をあげてそう言ってくる叶さんの表情は小悪魔的なものだった。
「……いや、叶さんに着替えさせられたら罪悪感で死にそうになるよ私……」
星川さんとアルスさんに罪悪感が無いわけじゃない。葛葉さんと叶さんは生徒会メンバーでほかの女の子に申し訳なくなるからさらに罪悪感募るんだよ。
叶「……ふふ、感じなくてもいいのに。」
「いや感じるで、っ、！！」
そう叶さんが言った瞬間に小さな音でまた雷の音がなって私は少しだけ肩を跳ね上がらせてしまった。
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Umi(プロフ) - 毎度面白いお話をありがとうございます😭お気に入り2434人目は頂きました😏👍 (9月24日 21時) (
レス) id: df8d30382f (このIDを非表示/違反報告)
るなたそ(プロフ) - もうほんとうに、素敵な作品すぎてます、、とても読みやすく内容も面白か楽しく😭✨ 更新とても楽しみにしていますが、無理なさらないでくださいね🙌 (2023年2月25日 3時) (レス) @page41 id: 92c3029fc5 (このIDを非表示/違反報告)
緋緒(プロフ) - もう、、、ほんと、、、無理すき（合掌） (2023年2月20日 8時) (レス) @page39 id: befea3e434 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - 初コメント失礼します。見つけた日から一気に読み込むほど引き込まれる作品で、いつもワクワクしながら読ませていただいております！これからも楽しみにしています。無理せず頑張ってください！ (2023年2月14日 1時) (レス) id: 58a2d0970f (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 初コメント失礼します。素晴らしい構成力と表現方法に何度も驚かされ、いつの間にか大好きな作品になっていました。愛され系はあまり好きでは無かったのですが、あまりにも夢主の綺麗な性格に惹かれ、一気見してしまいました。これからも心より応援しております。 (2023年2月14日 0時) (レス) @page35 id: 0d9b393e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2023年1月7日 1時
