297 page ページ2
.
やっと顔の熱も納まって心臓も落ち着きを取り戻しました。ほんと死ぬかと思った。
やけくそでやっちゃったけど……、まぁモテてる男子2人キスのひとつでどうこうならんだろ。私は命の削れる音がしてたけどね。
んで、やっと元の所在地、紗奈との場所に戻ってきました。紗奈帽子で顔隠して爆睡してんの笑う
トロピカルジュースを飲もうと思ってテーブル見たら綺麗に完杯されてるふたつのグラス。
帽子をとってベチッと紗奈のおでこを叩く。
紗奈「ん〜〜気持ちよく寝てたのに……」
「おい、紗奈あんたジュース私のも飲んだろ」
紗奈「うん。イライラして飲んだ。」
「いや飲むなよ。ってかイライラした理由は？」
紗奈「あれ」
指をさした先には女の子の群衆と生徒会メンバー。ちょっと場所移動されてんの笑うな。紗奈がなんか言ったんだろうな。
紗奈「人気だね〜」
「ね〜」
紗奈「てか途中であんた渡会くんから逃走したでしょ。ここに1回来たよ。」
「あ〜そう。なんか可愛い女の子寄ってきて反感買うの嫌だったから逃げたわ」
紗奈「ははAらしい笑 探しに行ったっぽいけど結局会えた？」
「あー会え、たし、私なんか1年の子もう1人に告られたんだけど」
紗奈には言っとこ。この人これからの対応とか一緒に悩んでくれるだろうし。面白がると思うけど。
紗奈「……は、え、誰？」
「セラフダズルガーデンくんって子」
紗奈「…………まじか、あの長身美形に……。」
「やっぱ知ってんだ」
紗奈「そりゃね。学院の生徒会にあと一歩で入れなかったのが渡会くんとセラフくんだよ。
ビジュアル面ではがっつり生徒会と並べる逸材。」
「凄いな……」
紗奈「私から見たらあんたが1番すごいよ」
「……なんで？」
紗奈「……(その全員侍らせてるから、とは言えない)……天才的な馬鹿だから」
「え、普通に悪口で草 てか紗奈泳ぎいかなくていいの？まぁ泳ぐって言うか浮かぶだけど」
紗奈はカナヅチで泳ぎが下手なんですよ。だから浮き輪で浮かぶのが紗奈流の海やプールに来た時の楽しみ方。
紗奈「んーそうだね。ちょっと海満喫してこようかな。」
「私も一緒にいこうか？」
紗奈「A疲れてるだろうしちょっと休んでからきて〜私Aの目に映るところら辺にいるから。」
「ん、ありがたい！じゃあちょっとしたらいくわ」
そう言うと紗奈はパーカーを脱いで浮き輪をもって海の方へ行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2463人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Umi(プロフ) - 毎度面白いお話をありがとうございます😭お気に入り2434人目は頂きました😏👍 (9月24日 21時) (
レス) id: df8d30382f (このIDを非表示/違反報告)
るなたそ(プロフ) - もうほんとうに、素敵な作品すぎてます、、とても読みやすく内容も面白か楽しく😭✨ 更新とても楽しみにしていますが、無理なさらないでくださいね🙌 (2023年2月25日 3時) (レス) @page41 id: 92c3029fc5 (このIDを非表示/違反報告)
緋緒(プロフ) - もう、、、ほんと、、、無理すき（合掌） (2023年2月20日 8時) (レス) @page39 id: befea3e434 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - 初コメント失礼します。見つけた日から一気に読み込むほど引き込まれる作品で、いつもワクワクしながら読ませていただいております！これからも楽しみにしています。無理せず頑張ってください！ (2023年2月14日 1時) (レス) id: 58a2d0970f (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 初コメント失礼します。素晴らしい構成力と表現方法に何度も驚かされ、いつの間にか大好きな作品になっていました。愛され系はあまり好きでは無かったのですが、あまりにも夢主の綺麗な性格に惹かれ、一気見してしまいました。これからも心より応援しております。 (2023年2月14日 0時) (レス) @page35 id: 0d9b393e0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2023年1月7日 1時
