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「……!、じゃあなんで私をここに呼んだの」
《ただの嫌がらせだ。
……まぁ、あのステージで私にあれだけ美しい光景をみせてくれたんだ。もう一つぐらい大事なことを教えてやろう》
「……」
《君がその歌魔法を持っている限り、君の大事にしてるものは全て君から離れて、
……、いや、君の場合は反対かな?
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君は大事なものを自分から捨てる道を選ぶはずさ。絶対にね。》
にやりと奇妙に笑う学校長の姿は恐ろしく不気味だった。
「……っ、!どういう、!!」
そう聞こうとした時に目の前にいた学校長は車の窓ガラスを手で叩き割った。
その瞬間ブーっとブザーのようなものがなって透明な壁が黒く染まり学校長の姿は見えなくなった。
「っ、あ!!……、」
あいつ、自分がなんらかの過激な行動を起こせばそうなるってわかってわざと起こして話を……!!
元から全く私に歌魔法のことを話す気なんて……、なかったってことかよ!!!腹立つ!!!
嫌味言いたいがためによんだってことかよ!!ばか!!
警察「大丈夫ですか!!」
「……はい。あの、もう一度話って、!」
警察「…………、彼がなんらかの過激な行動を起こすと首についてる首輪から麻酔が打たれるんです。だからもう一度話すことは、……」
「……そう、ですか。」
警察「……」
……さっきの言っていた私が離れる、だとか魔法を持っていたことを後悔するだとか、……。
警察「ボイスレコーダーで聞いていましたけど、腹いせに挑発しただけの発言な可能性もあるので、今日ここで話された内容はそこまで深く考える必要はないですからね。」
「……あはは、そうですよね。気にしないようにします!」
何だか学校長の話を思い出すと自分の魔法が少し怖くなる。大好きな魔法のはずなのに。
…………_______後悔、か。
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あの後、地上にはみんな上がってきて学院のみんなは文化祭やこの騒動の仕切り、片付けを行って学園のみんなはそのまま学園に帰るとの話になっていたらしい。
剣持「A片付け行くよ」
「え」
黛「……帰るよ。A」
「んぇ、」
体ちぎれるって手反対方向に掴んで進んでくのやめて。いやてかまだ話し合い決着ついてないんかよ
「私この後大事な予定あるからどっちもパスで」
「「え?」」
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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 出来たらハッピーエンドがいい……誰も傷ついてほしくないよ(´;ω;`) (10月29日 19時) (レス) @page10 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏 - とても面白いです!!それに面白いだけじゃなく感動するシーンが多く最高です!!特に🌞が追い詰められている時☯が登場するシーンが凄く良くてボロ泣きしました!!無理しない程度で頑張ってください! (8月23日 0時) (レス) @page50 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - ほんとに面白くて大好きです😭無理せず、ゆっくりなぴさんのペースで頑張ってください😭💦再新楽しみにしています😭💦 (2022年10月22日 18時) (レス) id: 81c6ba773e (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 最近、読み始めましたがとても面白くて一気に読んでしまいました😊なぴさんの小説とても好きです!無理せずになぴさんのペースで頑張ってください!更新楽しみに待ってます☺️ (2022年10月19日 16時) (レス) @page49 id: 3c3b30c531 (このIDを非表示/違反報告)
深夜美(プロフ) - 更新ありがとうございます。かなりハマって読ませて頂いてます。執筆大変かと思いますが、応援してます!! (2022年10月19日 13時) (レス) @page49 id: 0b75025b92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時:2022年8月17日 0時