205 page ページ8
.
「……」
そのまま警察の方に連れていかれるまま地下のステージを後にした。な、なんだろ、私ももしかしたらなんか重罪とか起こしてた？
やだよまだ捕まりたくない
警察「ごめんね。地下に仲間の子たち置いてきちゃったけど大丈夫そう？」
「あ、それはもう全然。多分しょうもない喧嘩だと思うんで。」
警察「結構大事な話してたと思うけど、笑」
「私話に参加させてくれないんですよ彼ら」
警察「ははっ、青春だね。」
どこをどうくみ取って青春って言ってるんだよ魔法警察さんよ。
警察「……漣さんを一足先に地上にあげてる理由はほんの少し、彼と話をして欲しいんだ。」
「………彼、って学院の学校長ですか？」
警察「……あぁ。彼、どうやら君の歌魔法の何かを掴んだらしくてね。だけどそれを警察側に話す気はないみたいで、
漣さんになら話すと言ってるらしくて、それだけ話を聞いてきて欲しい
歌魔法は一応未知の魔法だからね、こっちも情報がほしいんだ。」
「あぁ、そういう事だったんですね。」
私も自分の魔法のこと知りたかったしいい機会か。死ぬほど会いたくないけど。
地上についてそのまま正門の方まで行くとかなり大勢の警察が目の前にある車を囲っていた。
警察「……一応、保護魔法を付けておくね。彼は手錠とかしてるけど何してくるかわかんないから。」
「わざわざすみません。」
一緒にいた警察の人が指を鳴らすと車の扉が開いて人が扉を避けるように道を作った。
大きい黒い車の中に入ると中には透明の壁で仕切られていてわたしのいる反対側に学校長が手錠をしたまま座っていた。
警察「それじゃあ外にいるから何かあったら直ぐにそこの緊急ブザーを押して。」
「あ、はい。」
警察の方が扉を閉めると広い車の中には私と学校長しかおらず、静かな沈黙がながれる。
「……あの、」
.
《お前は、歌魔法をもったことをいずれ後悔する。》
「……」
いきなり口を開いてそういったもんだから思わず言葉がつまる。
「……なんで貴方にそんなことわかるんですか。」
《わかるさ、私があのステージの中で1番歌魔法に魅了された魔法生だったからな。》
「…………何を、言って……」
《私は歌魔法を完全に理解した。だけどお前には教えない。
.
.
私は"君のことは"大嫌いだからな。》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2901人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 出来たらハッピーエンドがいい……誰も傷ついてほしくないよ(´；ω；｀) (10月29日 19時) (
レス) @page10 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏 - とても面白いです！！それに面白いだけじゃなく感動するシーンが多く最高です！！特に🌞が追い詰められている時☯が登場するシーンが凄く良くてボロ泣きしました！！無理しない程度で頑張ってください！ (8月23日 0時) (レス) @page50 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - ほんとに面白くて大好きです😭無理せず、ゆっくりなぴさんのペースで頑張ってください😭💦再新楽しみにしています😭💦 (2022年10月22日 18時) (レス) id: 81c6ba773e (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 最近、読み始めましたがとても面白くて一気に読んでしまいました😊なぴさんの小説とても好きです！無理せずになぴさんのペースで頑張ってください！更新楽しみに待ってます☺️ (2022年10月19日 16時) (レス) @page49 id: 3c3b30c531 (このIDを非表示/違反報告)
深夜美(プロフ) - 更新ありがとうございます。かなりハマって読ませて頂いてます。執筆大変かと思いますが、応援してます！！ (2022年10月19日 13時) (レス) @page49 id: 0b75025b92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2022年8月17日 0時
