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｢…………｣
"何何！急に電気が消え、……"
"ホール設備はどうなってるんだ！早く電気をつけろ！"
"……なにか始まるんですかね。"
｢……！やば、｣
ホールにいる人たちの声が聞こえてパッと意識が覚めた。
あー、……もう。こんな時に大事な話してくる叶さん本当に…………。帰ったら質問攻めするし怒ってやるんだから。
とりあえず今は目の前のことを１回落ち着かせなきゃ。
ふぅ、と1度大きく深呼吸をして軽く頬をたたけば頭の切り替えは出来た。単純な脳みそで良かったよほんと。
加賀美さんが用意してくれた私仕様になっている黒のイヤモニを耳にはめる。こんなものまでつくるなんてさすがだよ、ほんと。
｢……ふぅ、……｣
今日の歌声は自分のためじゃない。ホールの人へ、そして甲斐田くんのために。
今日は、私の今できる最大限の魔法を、使う。絶対に。
聞いててね。甲斐田くん。
私はテーブルの上に置かれていたマイクを取ってステージ裏を後にした。
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夜見 side
Aが社長に連れられていってから数十分が立って、甲斐田くんと甲斐田くんの婚約者さんが夜見とあまみゃのところに来た。学院で会った頃とは打って変わって、甲斐田くんは見合わない服装に貼り付けられたような表情だった。
奈幸｢マジシャンアイドルのれなさんですよね。私よく、テレビで拝見させて頂いてました！
学院では滅多に会えなかったですし、こうやって挨拶出来たこと、とても嬉しいです！｣
夜見｢……、えぁ〜はは〜、ありがとう〜。奈幸さんの花魔法もよく噂になってたから夜見も挨拶出来て嬉しいな。｣
甲斐田くんの横に居る女の子が婚約者の奈幸さんらしい。小柄で赤のドレスが似合ってていかにも女の子ってかんじの子だな〜。
天宮｢……｣
奈幸｢……えっと、そちらの青い髪のお方はれなさんお知り合いで……？｣
夜見｢そうだよぉ〜！夜見の大好きなあまみゃ！天宮こころちゃんだよ〜｣
奈幸｢……そうなんですね。天宮さんはあまりこれといった噂事がなかったので知らなかったです。｣
ニコッと笑顔を作った奈幸さん。あまみゃはその一言を聞いて少し夜見の後ろに身を隠してしまった。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 出来たらハッピーエンドがいい……誰も傷ついてほしくないよ(´；ω；｀) (10月29日 19時) (
レス) @page10 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏 - とても面白いです！！それに面白いだけじゃなく感動するシーンが多く最高です！！特に🌞が追い詰められている時☯が登場するシーンが凄く良くてボロ泣きしました！！無理しない程度で頑張ってください！ (8月23日 0時) (レス) @page50 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - ほんとに面白くて大好きです😭無理せず、ゆっくりなぴさんのペースで頑張ってください😭💦再新楽しみにしています😭💦 (2022年10月22日 18時) (レス) id: 81c6ba773e (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 最近、読み始めましたがとても面白くて一気に読んでしまいました😊なぴさんの小説とても好きです！無理せずになぴさんのペースで頑張ってください！更新楽しみに待ってます☺️ (2022年10月19日 16時) (レス) @page49 id: 3c3b30c531 (このIDを非表示/違反報告)
深夜美(プロフ) - 更新ありがとうございます。かなりハマって読ませて頂いてます。執筆大変かと思いますが、応援してます！！ (2022年10月19日 13時) (レス) @page49 id: 0b75025b92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2022年8月17日 0時
