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加賀美さんの魔法で瞬間移動する前、学園と学院のみんなからなんか名前呼ばれてたけど帰ってきたら怒られる準備しとくんでそっちも準備してまっててください。
加賀美「はは、これは怒られますね。帰ったら」
「ですねぇ。」
緑の光に包まれて数分が経てばぱっと光は消えてパーティー会場のすぐ近くまで来た。加賀美さんは私の体をゆっくり下ろしてくれて、まじまじと会場をこの目で確認する。
パーティーって言ってるけど、社交界のようなものらしいからみんな貴族とか社長だらけらしく、
周りの人達まじで高そうなドレスとかスーツ来てる。私制服場違い感すごい
会場は入口から豪華なのが伝わってくる。白と金色で高貴なデザインで建築されており、キャパ何人入るんだよってレベルの大きさ。
「……」
受付の列は結構な人が並んでいて、私達もそれに並ぶのか。って思ってたら加賀美さんは私の手を引いてそのまま受付せず入口を通過しようとする。
「……え、ちょ、!」
止めようとした瞬間周りの受付の人や門番の方が加賀美さんに対して頭を下げているのを目にした。えっ、加賀美さんって……まじのガチガチのお偉いさんなんだ…。
戸惑いながら手の引かれるままでっかい入口を通ると、
案内人「加賀美様、お待ちしておりました。お着替えの準備は整っています。……そちらは、?」
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加賀美「私のフィアンセです。
急で悪いのですがドレスを1着追加で彼女に。」
私の肩を抱いて距離を近づけた。
…………えっと、私いつ加賀美さんの婚約者になった……?
案内人の人が「分かりました。少々お待ちください」といって私たちの目の前からいなくなる。
「加賀美さ、」
加賀美「……、今日はそういう関係です。いいですね、?」
人差し指を私の口に当てて加賀美さんは目を細めて笑った。
「……わ、かりました。」
こんな豪華な所で緊張してるって言うのもあって反論せずに受け入れた。我ながらとても素直だと思う。
少しすると案内人の方が戻ってきて加賀美さんと話をしていた。私はちなみにガチガチに緊張してもうほとんど何も聞いてなかった。
加賀美「それじゃあ30分後に。」
「あっ、は」
はい。そう答えようとした瞬間おでこにキスをしてきた加賀美さん。
「……」
優しい笑顔を向けてくれたあと、スタスタと歩いていく加賀美さんを呆然に私は見ていた。
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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 出来たらハッピーエンドがいい……誰も傷ついてほしくないよ(´;ω;`) (10月29日 19時) (レス) @page10 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
八咫烏 - とても面白いです!!それに面白いだけじゃなく感動するシーンが多く最高です!!特に🌞が追い詰められている時☯が登場するシーンが凄く良くてボロ泣きしました!!無理しない程度で頑張ってください! (8月23日 0時) (レス) @page50 id: d39c5b74a0 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - ほんとに面白くて大好きです😭無理せず、ゆっくりなぴさんのペースで頑張ってください😭💦再新楽しみにしています😭💦 (2022年10月22日 18時) (レス) id: 81c6ba773e (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 最近、読み始めましたがとても面白くて一気に読んでしまいました😊なぴさんの小説とても好きです!無理せずになぴさんのペースで頑張ってください!更新楽しみに待ってます☺️ (2022年10月19日 16時) (レス) @page49 id: 3c3b30c531 (このIDを非表示/違反報告)
深夜美(プロフ) - 更新ありがとうございます。かなりハマって読ませて頂いてます。執筆大変かと思いますが、応援してます!! (2022年10月19日 13時) (レス) @page49 id: 0b75025b92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時:2022年8月17日 0時