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学校長 side
はは、自分の見た光景、そして俺の言葉で漣Aはきっと今正常な判断、理解が出来ていない。そりゃあそうだろうな。
1週間、たかが1週間だが大切にしてきた仲間、自分が守ろうとしていた仲間があんな無様に殺されてるかもしれないところを見たら動揺しないはずがない。
そして、運は俺を味方した。
教室を開けた時はびっくりしたさ。ハヤト達の支配魔法の能力が切れてるなんてね。きっとこの女の全魔法で何かをしたんだろう。
そう考えるとあれだけ嫌ってた学院に転入しようと話を持ちかけたのも理解ができる。
ここでハヤトたちに会ってなければすこし危なかった。が、俺は運良く遭遇した。
確かにあいつらの魔法は普通に戦えば支配されていなければ7対1だ。負けは決まっている。
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だけど、あいつらは絶対に俺に勝てない欠点を持っている。
それは、
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___弱者を守らなければいけないという人間の心
本当に馬鹿なヤツらだ。2度も弱さを痛感するなんてな。
教室で遭遇した瞬間私は低クラスの生徒数人を支配魔法でSクラスまで瞬間移動させた。そして、見せしめとして数人を殺した。それも時間をかけた苦しい殺し方を。
「助けて、助けて」そう苦しそうに嘆きながらあいつら目の前で死んでいった。
狂ったような目で見て反撃のチャンスを狙っていた奴らの目を弱らせることなんて簡単で、何人も何人も、その教室で殺した。
助けられなかった命、自分たちが勝手な行動で消えた命、
クラスの窓や壁は真っ赤に染って実にゾクゾクするような光景だった。
そしてそれはあいつらを絶望へと、諦めへと導ようとさせるには十分なものだった。
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そこからすぐ瞬間移動の魔法生を出現させて、こいつらを地下の仕置部屋へ連れていき、全員を鎖で繋いだ。
2度目の反抗した罰を受けさせるために。
《おいローレン。銃を出せ。》
ローレン「……」
《おい聞こえねぇか?銃を出せっつってんだよ"!!!!》
何発も殴れば頬は青黒くなり、口元からは血が出ていた。
加賀美「ローレンさん、銃を出してください。」
ローレン「……!でもこいつが何に使うかなんて、!!!」
加賀美「いいから!!!!!!」
ローレン「…………っ、!」
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しばいぬ - 続編把握です!!めっちゃこの小説好きです!!!! (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: bd60be6b86 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続編把握です!ほんとにずっと楽しませて頂いてます! (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぱ - めっちゃいい!続編把握です! (2022年8月16日 20時) (レス) @page50 id: fc3bb1dad2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 続き待ってます!更新楽しみにさせてもらってます!………ここ1日に7回は開いて更新されてないか見てます… (2022年8月14日 19時) (レス) @page49 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
クレナ - 今回の話も最高でした!続き楽しみにしてます!ご無理はなさらぬように… (2022年8月14日 15時) (レス) id: a6f032d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時:2022年6月27日 21時