魔法学園のエリートたち。3 【2j3j】

127 page ページ29

.







伏見「まぁまぁ！社長が今無事ならそんなことはいいじゃいっすか！」


剣持「……」


「……あ、ていうかみなさん、私歌魔法で治癒魔法発動させたの見てあんまり驚いてませんでしたね。」

歌魔法が全魔法ってこと知ってたのかな。


加賀美「あぁ、はい。学校長から歌魔法のことについて色々教えられたので。」


アクシア「おれ達が思ってたより歌魔法制御できててやっぱすげーってなったよね！」


ローレン「てかAサンの結構な情報俺ら知ってますよ」


やっぱどっかから情報抜き取って知られてたのかー。アクシア君と会った時もなんか色々噂聞いてるみたいな話したしな。


「……ほーん血液型とか？」


イブラヒム「そりゃもちろん」


夢追「なんなら体重、スリーサイズまで把握済みだよ」


「…………やっばい殺しとかなきゃいけない気がしてきた」


そんなん紗奈にすら言ったことないぞ！？！？どっから入手したんだよ逆に。

体重とか気にするお年頃なんですけど。


ローレン「まぁ適応体重ってかんじでしたね」


「………





ローレンさんなんて筋肉ゼロでしょあんなヒョロヒョロだし」

カッチーンときたんでぼそっと言ってやりました。ボソッとね。

ローレン「……あ？」


やっべ聞こえてた。


「……ｽｯｰ、加賀美さん私の部屋ど、っひゃっ、！」


加賀美さんの方を見て部屋の場所を聞いて逃げようと思った瞬間ローレンさんにお腹持たれて持ち上げられる。


ローレン「ほれ、俺がなんですって？」


「……。スイマセンデシタ」


持ち上げられてるしヒョロヒョロじゃないことだけはわかった。なんで年下に謝ってるんだろう私。


納得したかと思うとやっと下ろしてくれたローレンさん。


「はぁ……、














あ、ていうか、この学院に甲斐田晴って生徒いませんか？」


加賀美「あぁ、甲斐田さんは学園の生徒会でしたよね。既に生徒会に入ることは決まっていて、あと数日したらこっちに寮を移すつもりですよ。」


ひぇーやっぱ甲斐田くん生徒会入るのかー。すごいな……。


イブラヒム「あ、でも最近いだはる学院でも見ないよな。」

アクシア「……たしかに、授業も昨日から出てないんでしたっけ」

伏見「なんか家庭の事情やらなんやらで今忙しいみたいっすからね〜。なんたってあの会社の一人息子だし、引き継ぎの事とかじゃないっすか〜？」


甲斐田くん大変そうだな……、、この学院のこと甲斐田くんに色々聞こうと思ってたんだけどな。

128 page→←126 page

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す