魔法学園のエリートたち。3 【2j3j】

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剣持刀也という人は紗奈以上に付き合いの長かった幼なじみ。多分2歳の頃とかからずっと一緒にいて、2人で出かけたりも多々あった。


だけど、中学三年生あたりから思春期だからなのか、わからないけど刀也はあきらかに私を避けて生活し始めた。


だから高校に入っても連絡もしなかったし、行った高校も知らなかった。



紗奈｢多分だけど、魔法発生時期は高校1年の上期。どっかしらで魔法が発生して転校してきたんだろうね。



それで入学してきてすぐに生徒会、って感じか。ありえんくらいの天才肌だね｣


刀也なら、中学の時も何をやってもそつなくこなしてたしありえなくはないか。ポテンシャルの高さから女の子からもとてつもなく人気だったし。


中1のバレンタインあたりで本格的にあ、この人マジでモテてるんだって実感した。


下駄箱を開けてもチョコ、机の中も上もチョコ、さらには昼休み呼び出しされて紙袋2つ分くらいのチョコ。



剣持｢僕は別に同級生の関わりのない女子にモテたって嬉しくないんですよね。｣


｢それはロリがいいと？｣


剣持｢……まあ否定はしませんけど。｣


｢流石｣



そんなこと言ってたけど多分モテてたのは満更でもなかったんだろう。実際中学三年生の避けられてた時期は刀也自体に好きな人が出来たって噂が回ってたし彼女でも出来たんだろうね。






｢ま、刀也も頑張ってることが知れたし良かったよ。｣


紗奈｢相手は魔法学院だしどんな方法で連れ去られるかわかんないし気をつけてね。｣



｢そんな大丈、｣


紗奈｢……とりあえず危機感はもっとくんだよ？｣


｢うぃ……｣



紗奈顔怖いって。






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sideなし







加賀美｢準備は整いましたね。｣


夢追｢学園長が直々に頼み込んできた事だからね。失敗はゆるされないね。ハヤト。｣


加賀美｢失敗はしませんよ。私たちは魔法学院の生徒会ですから。｣



アクシア｢Aちゃんともう一度会えるんだ！楽しみだな〜どんな顔するんだろ！｣

ローレン｢アクシア、遊びじゃねーからな？こないだも勝手にいなくなって漣Aちゃんと会ったー！とか言って帰ってきたし。｣

イブラヒム｢まぁそのおかげで色々分かったこともあったしとりあえずは良かったじゃん｣




伏見｢刀也さん、久しぶりに会えるっすね〜？愛しの幼なじみさんに！｣


剣持｢……うるさいですよ。……まぁ、でもやっと対等な形でAと並べる。｣

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