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はこたろ「ま、普通に盗撮ですけどね。」
はこたろーがさらりと言ってのける。
一同「……。」
じらい「……こっそり……見よっか。」
じらいちゃんの言葉に各々頷いた。
かるてと「なんていうか、少し年の離れた妹ってこんな感じなんだろうな、って思いますよね。」
じらい「分かる。いつまでも幸せでいてねって思う。」
しるこ「疲れた時にこの動画見たらちょっと休まりそうだよね。」
ミントス「分かります。はこたろさん後でその動画送っといてください。」
はこたろ「承知です。」
かるてと「これは、今度Aさんにお礼のもの探さないと気が済まなくなりましたね。」
かるてっとの言葉に一同が同意を示した。
しるこがバスボムを眺め言った。
しるこ「心配してたけど、この様子ならAさん別に居心地が悪いってわけじゃなさそうだね。」
はこたろ「そうだね。僕もちょっと心配だったんだけど今日お土産を選んでるAさんはすごい楽しそうだったよ。」
店で見せてくれたような素直な笑顔を、ここでも浮かべられるようにしたいとはこたろーは心の内で思った。
【ちなみに】
いちはち「え、これ俺に？」
出掛けから帰って来たいちはちにAが包みを渡した。
はこたろーからAが真剣に自分に合うバスボムを選ぶ動画が送られていたため渡されることをなんとなく知っていたものの、驚いたふうを装う。
包みを開けると、宇宙のような色合いのバスボムが姿を現した。
いちはち「うわ、綺麗。」
「素敵なところだったので、今度はみなさんで一緒に行くと楽しいと思います。」
いちはち「その時はAさんに案内してもらおうかな。」
「え、私も行っていいんですか？」
Aが驚きと嬉しさの混じった声を出した。
いちはち「え？行かないの？」
こちらは驚き100％だ。
「あ……いや、その……。行きます。」
口元が緩んでいるのをいちはちは見逃さなかった。
おやすみなさい、とAが階段を上がっていくのを見届け、改めてバスボムに目を落とした。
「これ……勿体なくて使えないんだけど。」
☆
［2020.07.20]
全体で読みやすくなるよう修正を掛けました。内容に大きな変更はありませんが余裕があれば初めから読み直していただくと変更箇所がいくつか見つかるかもしれません。
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みき - 何回も読んでます、素敵な小説ありがとうございます！これからも頑張ってくださいね、応援してます。 (2022年8月21日 17時) (
レス) id: 17c35a2d90 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ましゅまろさん» わわっ無知晒してましたありがとうございます！直ちに修正いたしました！本当にありがとうございます！！ (2022年4月2日 19時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 『お庭で』のお話で『沈丁花』という言葉が出てきたんですけどふりがなは『ちんちょうげ』です。細かくてすみません。！ (2022年4月2日 15時) (レス) @page18 id: bcf7c7e9de (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ねぎしさん» ねぎしさん、コメントありがとうございます！なんと……！それは光栄です！ぜひ一緒に応援していきましょう！ (2021年10月20日 17時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ねぎし - あっ、私も雷平気ですが花火は無理っていう…夢主ちゃんと同じですね、運命かn(((面白かったです！私実はまめこさんの小説見てからBin TRollさんの動画見始めたんです！！つまり、Bin TRollさんの動画見始めたきっかけはまめこさんだったんですよ！（話のオチは…） (2021年10月17日 15時) (レス) @page37 id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ | 作成日時：2020年7月12日 12時
