連絡先 ページ20
無事に全員と連絡先を交換し、ちゃっかりグループまで作った後に花江と先生は帰っていった。
しるこ「あのさ、俺重大な事実に気付いちゃったんだけど言っていい？」
花江たちを見送りに外で手を振っていると唐突にしるこが言った。
ミントス「何ですか？しるこさん。」
しるこ「俺……まだAさんの連絡先持ってない。」
はこたろ「あー……。たしかに。」
じらい「じらいちゃんも持ってない……。」
「あー……。」
いちはち「え、みんな持ってないの？」
「えっと……。」
Aは苦笑いを浮かべている。
かるてと「え、いちはち持ってんの？」
いちはち「さっき交換したから。」
「声……かけてもらったので。」
Aが申し訳なさそうに言った。
しるこ「じゃあ俺とも交換しよ。何かあったとき連絡してほしいし。」
「わ、ぜひ。」
じらい「じらいちゃんとも交換してくれるよね。」
「もちろんです。」
家に戻ってから二人と連絡先を交換し、やっとシェアハウスのグループが作られた。
しるこ「そういやAさんは他のSNSとかTwitterとかやってるの？」
「Twitterはフォローしてます。しるこさんとミントスさんにはフォロバまでいただいて。」
しるこ「え、それってもしかしなくても結構前から俺たちのこと応援してくれてた？」
「えっと……そうですね、ぐじらくんがいた頃というか、具体的に言うとSporeとかやってた頃なので、一年くらい……？です。」
じらい「だいぶ先輩じゃん……。てかじらいちゃんのアカウントは？」
「もちろんフォロー済みです！」
じらい「え、フォロバしてる？フォロバした〜い！」
「え、いや、その、秘密で。垢バレはちょっと。折角なのにごめんなさい。」
Aはスマホをぎゅっと握りしめた。
じらい「そんな隠したいもんなの？」
「まぁ……いろいろなジャンルの話をしてるし、なによりフェアじゃない。」
Aが視線を逸らす。
はこたろ「そういえば兄さん。荷解きまだ終わってないでしょ。僕も使った段ボール片付けなきゃ。」
じらい「あ、俺もまだ終わってないんだった。花ちゃんと先生が来たことの衝撃ですべて忘れてた。」
「じゃあ、私も失礼します。」
いちはち「今日やっておきたい仕事あるんだった。」
ミントス「夜ってカレーでいいですか？カレー粉あったし俺暇になるんで作りますよ。」
かるてと「兄貴のカレー楽しみだわ。」
そうして各々が解散した。
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みき - 何回も読んでます、素敵な小説ありがとうございます！これからも頑張ってくださいね、応援してます。 (2022年8月21日 17時) (
レス) id: 17c35a2d90 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ましゅまろさん» わわっ無知晒してましたありがとうございます！直ちに修正いたしました！本当にありがとうございます！！ (2022年4月2日 19時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 『お庭で』のお話で『沈丁花』という言葉が出てきたんですけどふりがなは『ちんちょうげ』です。細かくてすみません。！ (2022年4月2日 15時) (レス) @page18 id: bcf7c7e9de (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ねぎしさん» ねぎしさん、コメントありがとうございます！なんと……！それは光栄です！ぜひ一緒に応援していきましょう！ (2021年10月20日 17時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ねぎし - あっ、私も雷平気ですが花火は無理っていう…夢主ちゃんと同じですね、運命かn(((面白かったです！私実はまめこさんの小説見てからBin TRollさんの動画見始めたんです！！つまり、Bin TRollさんの動画見始めたきっかけはまめこさんだったんですよ！（話のオチは…） (2021年10月17日 15時) (レス) @page37 id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ | 作成日時：2020年7月12日 12時
