挨拶 ページ2
「あ！はじめまして、深山Aです。しるこさんですか？」
しるこ「あ、初めまして。しるこです。お世話になります。」
「いえいえ、祖母の代理オーナーなので畏まらなくて全然、大丈夫です！」
敬語もダイジョブです！と手を振る。
しるこ「おばあさんは？」
「挨拶もなくてすみません。祖母は実家でFXにはまってます。」
しるこ「えっ大丈夫なの！？」
仕組みとか結構難しいんじゃない？と言うとAは笑った。
「大丈夫です。私達あの人が最終的に損するの見たことがないんで」
しるこ「お、おぉ……なかなかアクティブな方なんだね？」
Aはあいまいに返事をし、しるこを部屋へ案内した。
「キッチン、トイレ、お風呂は共用になってます。トイレは各階の両端にひとつづつ、皆さんの部屋は二階に並んでいます。広さや机の配置なんかは全部一緒なので一応決めてはありますがどの部屋でも大丈夫です。」
そこまで説明したところでチャイムが鳴った。
「あれ、誰か到着したみたいです。」
しるこ「行ってみよっか。」
ふたりで階段を降りる。
「はーい。」
Aが扉を開けると、そこにいたのは茶色の彼。
いちはち「あ、初めまして。オーナーさんですか？」
「はい！オーナー代理の深山と申します！……えっと、1857さんでお間違いありませんか？」
しるこ「いちはちー！」
しるこがいちはちに抱き着いた。
いちはち「その声は……しるこちゃん？」
しるこ「そーだよいちはちー！」
？？？「ちょっとぉーそこで感動の再開果たさないでくれますー？」
「ミンベンさ……」
Aが呟いた。が、だれにも聞こえることなく空気に溶けた。
しるこ「えーっミンベンさん！もっと遅いかと思ってたのに！」
ミントス「思いのほか予定が早く終わったんでね、えぇ。来ちゃいましたよ。」
「ひとまずどうぞ、上がってください。」
Aは案内を一度中断する。
「みなさん冷たいほうじ茶で大丈夫ですか？パックのやつ買ってあるんですけど。」
適当なコップにほうじ茶をそそぐと、３人の前に置いた。
再びチャイムが鳴った。
「あ、お迎えに行ってきますね。」
しるこ「俺も行くよ。」
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みき - 何回も読んでます、素敵な小説ありがとうございます！これからも頑張ってくださいね、応援してます。 (2022年8月21日 17時) (
レス) id: 17c35a2d90 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ましゅまろさん» わわっ無知晒してましたありがとうございます！直ちに修正いたしました！本当にありがとうございます！！ (2022年4月2日 19時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 『お庭で』のお話で『沈丁花』という言葉が出てきたんですけどふりがなは『ちんちょうげ』です。細かくてすみません。！ (2022年4月2日 15時) (レス) @page18 id: bcf7c7e9de (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ねぎしさん» ねぎしさん、コメントありがとうございます！なんと……！それは光栄です！ぜひ一緒に応援していきましょう！ (2021年10月20日 17時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ねぎし - あっ、私も雷平気ですが花火は無理っていう…夢主ちゃんと同じですね、運命かn(((面白かったです！私実はまめこさんの小説見てからBin TRollさんの動画見始めたんです！！つまり、Bin TRollさんの動画見始めたきっかけはまめこさんだったんですよ！（話のオチは…） (2021年10月17日 15時) (レス) @page37 id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ | 作成日時：2020年7月12日 12時
