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・高地side
しばらく休憩と言う名のサボりをしていると、携帯の通知が鳴った。
「あ、絶対呼び出しだ。どんまい」
呼び出しだったとしても、もう面倒臭いから適当に理由つけてサボり続けよう。と画面を開くと、ジェシーからだった。
「なんだった？」
『ジェシーから。……っふは、懐かしい』
「なに、見せて」
『ん、これ』
「…ほんとだ。懐かしいね」
送られてきた写真は、ジェシーと北斗が犬の形したわたあめをもってる写真。北斗が｢大我先輩！｣ってちょこちょこ着いてくのが犬みたいで、わんこくんって呼んでた頃が懐かしい。
……まてよ、わんこくん、、？
『っあ、』
高地優吾、最大のやらかしをしてしまった。
そうじゃん。今北斗と大我気まずいんじゃん。うわー、終わった。なんかこっちが気まずくなってきた
「……別に気使わなくてもいいよ。いつもの事じゃん」
『っでも！…………いや、ごめん』
「それにしてもほんとここは仲良いよねーいっつも一緒に居る」
『、そうだな』
「うん。︎ ︎ ︎ ︎ ︎」
『！』
大我は元々の顔がいいから、男からも時々告白されてた。俺だって、いつもだったら気にしないし今みたいに話題に出しちゃう事もあるけど。
でも、俺が隣で見てきた中であれだけ大事にしてたのは…北斗が初めてだった。だからこそ俺はこの2人がくっついてもいいなって思ってたし、惚気聞かされる日も来るんだろうなって考えてた。
いつもの事なんて嘘だろ。
“いつも”だったら｢元気そうでよかった｣なんて心配するような事、小さい声でも言ってねーだろ
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作者名：みょん | 作成日時：2023年12月21日 17時
