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京介side
3階に向かえば一つだけ明るい部屋があった。
ゆっくりと深呼吸をしてドアを開ける。
「〇〇…」
そこに居たのは一点を見つめながら震えてる〇〇だった。
ゆっくり近づいて顔を見れば、沢山の涙の跡がある。
「っ…、」
〇〇「ねぇ…京介…」
なんて声を掛けようか、今の〇〇にできることはなんなのか。
考えてもわかんなくてどうしようかと思ってた時だった。
「…ん?」
〇〇「…辛いよっ…」
涙を流す〇〇を見て思わず抱きしめる
「大丈夫だから、」
この言葉が届いてるのかは分からないけど、今の俺にできることはそばにいてあげることだと思った。
・
「立てる?帰ろっか、」
〇〇「京介、ごめんね」
「俺のことはいいから、送る」
〇〇を家まで送り、自分の家に向かう。
明るい月を見上げながらふと考える。
なんでこんなことになったんだろう、
なんで〇〇が苦しまなきゃいけない?
…って俺、〇〇のこと好きすぎでしょ
恋愛としてじゃない、〇〇は妹みたいなそんな感じ。
「はぁ……、」
「どうすればいいの…、」
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零(プロフ) - もつ鍋さん» ありがとうございます!なるべく早く更新できるよう頑張ります^^ (2021年8月27日 19時) (レス) id: c78c70a531 (このIDを非表示/違反報告)
もつ鍋(プロフ) - 初めてコメします!!更新とても楽しみにしていました!!続きも気になりますし、更新楽しみにしています! (2021年8月27日 4時) (レス) id: b62057bfdd (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - くまさん» わぁ…!初コメ凄い嬉しいです(^^)ありがとうございます! (2021年8月16日 1時) (レス) id: c78c70a531 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!更新楽しみにしてます! (2021年8月15日 21時) (レス) id: ff03694f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零 | 作成日時:2021年8月2日 0時