舞

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洸人side





今日の朝から〇〇は変だった。


こうなる原因は一人しか居ないって分かってるから声をかけずにはいられなかった。



洸人「〇〇に何したんだよ、」


柾哉「……、」


洸人「おい、聞いてんの？」



どれだけ話しかけても俯いて何も言わない柾哉にだんだんイライラしてきて胸ぐらを掴んだけど、すぐにやばいと察した京介に「洸人、」って止められた。


柾哉のことが嫌いなわけじゃない、むしろ人として尊敬してる。


でも〇〇のことが大切で、これ以上傷ついてるあいつを見たくない。


何をされたのか、何を言われたのか、考えても分かるわけねぇけど、俺も正気じゃいられない。


柾哉から手を離して俺は〇〇を追いかけた。

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