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「柾哉、」
柾哉「どうしたの？」
「今日、一緒に帰りたい」
柾哉「…ごめ「お願い、」っ…」
今日だけはどうしても帰りたいの。
柾哉「……分かった」
「ありがとう、すぐ準備するから」
・
暗くなった道を二人で歩く。
この時間は誰も歩いてないからいつもよりやけに静かで、私の心臓の音も聞こえてしまいそう。
「あのさ…」
柾哉「うん、」
「柾哉は私のこと好き？」
柾哉「…なんで？」
「見ちゃったの、柾哉が女の子と手繋いでるとこ…」
柾哉「……」
なんで何も言わないの…？
「冷たくなったのもその女の子が出来たから？私より好きな子が出来たから？」
「今の私達って付き合ってるっていえないよ…好きじゃないなら、はっきり言って…」
自分でも驚いた。
一言口を開けば自分の中に溜めてたことを吐き出すように言葉が出てきたから。
柾哉「…〇〇のことは好きだよ、」
「じゃあ冷たくなったのはなんで？女の子と手を繋いでたのもなんで？」
柾哉「ごめん」
「ごめんってなに…」
柾哉「……」
「もう柾哉が分かんないよ…、」
これ以上今の関係を引き伸ばして私達は幸せだろうか？
そんなの答えは決まってる。
「別れよう」
柾哉「〇〇…」
「もう無理だよ…」
恋愛ってこんなもんなんだ。
意外とあっさり終わっちゃった。
溢れ出る涙を見られたくなくて私は全力でその場から走り出した。
もう二度と恋なんかしない。
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零(プロフ) - もつ鍋さん» ありがとうございます！なるべく早く更新できるよう頑張ります^^ (2021年8月27日 19時) (
レス) id: c78c70a531 (このIDを非表示/違反報告)
もつ鍋(プロフ) - 初めてコメします！！更新とても楽しみにしていました！！続きも気になりますし、更新楽しみにしています！ (2021年8月27日 4時) (レス) id: b62057bfdd (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - くまさん» わぁ…！初コメ凄い嬉しいです(^^)ありがとうございます！ (2021年8月16日 1時) (レス) id: c78c70a531 (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年8月15日 21時) (レス) id: ff03694f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零 | 作成日時：2021年8月2日 0時
