【男主】アンドロイド【d!】 (ページ3)

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Memories3 ページ3

ーrb sideー

『そちらは私にも分かりません』

思わず動かしていた手を止めた

rb｢……は？｣

『そちらは私にも分かりません』

機械的に繰り返される言葉
聞こえなかった訳じゃない

kn｢分からんってどういうことやねん！？お前のことやろ！！｣

いよいよコネシマは怒りを彼にぶつけていた
髪を掴み、揺さぶっている

無表情なのは痛みを感じないからなのだろうか

『申し訳ございません』

kn｢ふざけんなや！！｣

なんの感情も感じられない、どうしていいかも分からない
それに、彼のようなアンドロイド自体も初めてだ
どう対処すればいい

gr｢コネシマ、もういい｣

kn｢ﾁｯ｣

制するようにコネシマの手を取る

gr｢君は自分がどんなことをしていたか分かるか？｣

彼は座っているAの目線に合わせ、優しく聞いた
Aは少し考えるような仕草を見せる

『覚えてる限りのことを話します』

gr｢頼む｣

『私は偵察隊に所属しておりました。しかし、あくまでも偵察。時に特殊部隊にも手を貸しておりました。× × × ×年に開発され、他国の情報や圧倒的武力を目的として作られました。私はその一人です。』

os｢……ちょっと聞いていい？｣

今まで黙って聞いていたオスマンが手を挙げた

os｢なんで君、あんなとこおったん？｣

『捨てられたのではないでしょうか』

em｢それは考えにくいです｣

段々話ややこくなったけど……これ、どう収集付けんの…？？？

俺はちらりとトントンの顔を見た
彼はもう諦めたようだ。肩を竦め、話を聞いている
勝手にしろという意思の表れだ

諦めんな書記長

em｢捨てられたとしても、貴方の周りは妙に片付いていましたし貴方が起動できるほどの綺麗な状態でした。それに優しく、座らせるようにありましたし……｣

rb｢とりあえず！！｣

彼のことは後でいい
今決めるべきは

rb｢こいつ、どうすんの

_______________総統｣

彼のこれからだ