すきだよ、ばか。 (ページ2)

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2人の日常ページ2

ytside

ピピピピッピピピピッ

朝だ…。

ん？朝？

よっしゃぁぁ！

俺が大好きな時間。それは、朝。

なんでかって？

それはね…。

毎朝、やまが俺の家まで迎えに来てくれるという

大大大イベントがあるからです！ふぉー！

ご機嫌な俺は、今にでもにやけそうな顔にビンタをいれ、黙々と着替えやなんやらを済ませる、

早くやまに会いたいなー!!

そして準備を済ませ、余った時間でやまとのトーク履歴を見返す。

あー。やままだかなー？

ピンポーン

あ！来た来た！俺のおひめさまぁ！

バクバクな心臓を抑えつつドアを開けるとそこには。

天使がいた。

いつもの事だけど。

でも、今日のやまは格別だ。

ちょっと寝癖がたってる髪の毛。

第1ボタンが空いてて丸見えな首筋。

あ。好きだ。

「ゆ、裕翔ー？おはよ。」

『やま、おはよ。今日も可愛いね。

大好きだよ！』

あ、しまった。つい口が滑った。

ふとやまをみると。

うわ。耳まで真っ赤。破壊力半端ない！！

「う、うるさい！//黙れのっぽいけめん！」

なんて言って口を尖らせているやま。

怒ってるつもりなの！？可愛すぎるだろ！！

くっ！このままでは俺の理性が保てん。

自然と2人で相手を見つめ合っていた。

何か忘れているような…

『あ！やま！時間やば！』

「へ！？あ。」

現在8時25分。

ホームルームが始まる時間、8時30分…。

『「いっそげぇぇぇ！」』

これが俺たちのらぶらぶらぶらぶな日常。

へ？もちろん、2人仲良く遅刻しましたとさ。