高熱(臣) ページ1
臣side
「うっわ、やっちゃったかなぁ…」
朝目が覚めて気づいたのは体の倦怠感。
「はぁ…最悪……」
こころなしか頭も痛い気がする。
しかし今日はライブの打ち合わせ、自分1人せいで迷惑をかける訳には行かない。
重い体を引きずって家を出た。
マネ「おはよう、顔色悪いけど大丈夫か?」
「ん〜ま、大丈夫。」
マネ「無理すんなよ〜」
「は〜い」
楽屋に入ると健ちゃん以外みんなそろっていた。
「おはようございまーす。」
三「おはよう(ございます)」
岩「あ、臣さん!見て下さいーこれ!かっこよくないですか?」
ニッコニコの岩ちゃんが付けてるピアスを見せてきた。
「お〜かっこいいじゃん!」
岩「……臣さん、ジュース買いに行きましょ!」
「えっちょっ、岩ちゃん!」
俺の返事を聞く前に無理やり引っ張っていかれた。
しかし自動販売機に行くのではなく人気の少ないところまで来た。
「岩ちゃんどこいくの?」
岩「臣さん、もしかして体調悪いですか?」
驚いた…こんなに早く気づかれるか?
なんて答えようか考えているといきなり額に手を当てられた。
「うわっ!ビビった!」
岩「ちょっと臣さん!絶対熱ありますよ!」
「大丈夫大丈夫!打ち合わせは出られるから…みんなには言わないで!」
岩「……」
「ほら、そろそろ戻ろ。」
何か言いたげな岩ちゃんの顔をに気付かないふりをして楽屋に戻る。
NA「あれ、飲み物買いに行ったんじゃないの?」
臣、岩「あ……」
己「え!忘れたの?笑」
E「何しに行ったの笑」
健「おっはようございマース!!」
NA「遅ーい!!」
そんなこんなで打ち合わせが始まった。
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作者名:スピカ | 作成日時:2020年5月21日 14時