新空港占拠 (ページ8)

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第9話ページ8

※直樹と瀬奈が本編ではくっついてますがここの小説ではそこはあまりお話に入れないようにします。話の内容によっては少しだけ入れるかもなんてご了承ください。今回の話で澪が獣と狭山さんの妹ということが分かりました。なのでAはその事を知らない🟰澪がAに黙っていたなので拉致して一緒に復習しようとさせた。という設定にします

Aside

「A、A大丈夫か？」

と遠くで私の名前を呼ぶ声がする。そっか私倒れてたんだ。

A「ん...直樹さん」

目を開けて体を起こす。私の名前を呼んでいたのは直樹さんだった。

直樹「入ったらAが倒れてて」

A「なんかごめんなさい。ショックで」

とお姉ちゃんが映ってる映像に目配せをする。

直樹「そうだよなずっと黙ってて悪かった」

そういい頭を下げる直樹さん。

A「ごめんなさい私ちょっと御手洗に...」

と言い泣き顔を見られたくないので嘘をついて立ち上がり部屋を出ようとした時。

直樹さんに手首を掴まれる。

A「え、」

直樹「Aのこと心配なんだよ。だから1人で抱え込まないでほしい今はショックかもしれないけど」

A「直樹さん...」

直樹「それとAと俺って」

直樹さんが何か言おうとした時。ガチャと音がし入ってきたのはたんばさん。

丹波「どうした？何かあったのか大丈夫か？」

A「いえ、何にも」

丹波「でも顔色悪いぞ」

と私を顔で指し言う丹波さん。

直樹「体調悪かったらしくてもう大丈夫らしい」

丹波「そうか。無理すんなよ」

A「はい」

直樹さんが言おうとしたのはどんな内容だったんだろう。
直樹さんが椅子に座るようにエスコートしてくれて私はゆっくりと椅子に座る。
次に入ってきたのは駿河さんと悠月さん。

悠月「状況は」

丹波「県警が澪のことを調べ始めている」

映像には志摩さんに向け銃を向けているお姉ちゃん。
見たくもないし信じたくもない。

悠月「Aを拉致してここに連れてきたのは澪から頼まれたからだ」

A「やっぱりそうだろうなって思ってました」

駿河「丹波さんAちゃんにはあの事もう話しましたか？」

あの事。とは一体なんの事だろうきっと直樹さんがさっき言おうとした事に違いない。

丹波「直樹は話したのか？」

直樹「何にも」

A「あの事って一体」

画面の向こうではお姉ちゃんのことを調べてるらしく、、

武蔵「狭山澪」

と武蔵さんの声、狭山って確か