新空港占拠 (ページ17)

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Aside

大河｢奴らを悔い止めろ｣

大河さんが松長さんに言い松長さんが腕を離し駿河さんが倒れる。

A｢駿河さん！｣

その瞬間大河さんに手を引っ張られ思いっきり床に倒れる。

大河｢お前｣

大河さんが拳を上げ殴られそうになった時武蔵さんが大河さんに突っ込み今度は大河さんが床に倒れる。

悠月｢A！大丈夫か？｣

A｢はい｣

悠月さんが立ち上がらせてくれる

大河さんが再び爆弾のスイッチを押そうとするが悠月さんの奮闘により爆弾は止められた。

あと1秒のところで

A｢止まった｣

武蔵｢もう終わりだ｣

大河さんが裕子さんに銃をむける

大河｢お前だけは｣

武蔵｢裕子！｣

その時｢ばん！！｣と大きな銃声が近くで響きした方へ目を向けると

大河さんが銃を落とし口から血を流していた

撃たれたのは大河さん、撃ったのは

A｢悠月さん｣

悠月｢私が獸を産んだ｣

大河｢てめぇ｣

悠月｢だから私がお前を葬る｣

大河｢姉ちゃん｣

大河さんは膝から崩れそのまま倒れた

駿河｢悠月｣

駿河｢さき、怪我は無い？｣

その時SISの方たちが入ってきて駿河さん、悠月さんに銃をむける。

武蔵｢お前｣

悠月｢後悔なんてない。嘘で溢れた世の中で真実を追い求めただけだ武蔵三郎。お前にとっての真実はなんだ｣

悠月さんはSISの人たちに連れていかれる。

A｢悠月さん！｣

大きな声で悠月さんを呼び止めると悠月さんが優しい笑顔をし振り向いてくれた

悠月｢A｣

そのまま私は悠月さんに飛びつく。

A｢あなたと少しの時間を過ごせてすごく楽しかった。ありがとう｣

悠月｢私もだ。怖い思いをさせてすまなかった｣

悠月さんは私の頭を優しく撫でてくれた

｢行くぞ｣

SISの人達にそう言われ悠月さんは連れていかれてしまった。

武蔵さんに手の拘束を外して貰う。

A｢やっと終わった…｣

怖かったけど、獣の人達と過ごせて時間は少し特別な気がした。

武蔵さんは二葉さんの所へいき。

裕子｢Aちゃん｣

裕子さんは私を優しく抱きしめた

A｢裕子さん…｣

裕子｢よかった無事で。凄い心配だった｣

A｢私もです｣

こうして私の長かった一日は幕を閉じた。