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野薔薇ちゃん達が帰ったあと、私は机に置いてあったシュシュに目がいった。
『……なんだろう、これ』
他の人の……では無いような気がする。
じゃあ、私のかな?
『あーあ、記憶が無くなるとこんなに苦労するんだなぁ』
頭に軽く手を当ててみる。
怪我したらしき所はズキズキ痛むけど、それ以外なんて事ない。
『……また明日も来てくれるかなぁ……』
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野薔薇side
「にしても、Aが記憶喪失か……」
帰り道、真希先輩がぼそっと呟いた。
「このまま記憶戻らなくて高専辞めるとか無いですよね……?」
不安になりそう聞く。
「まぁ、万が一ならあるかもしれないけど、多分Aは大丈夫だと思う」
「そうですよね」
先輩の言葉に少し安心する。
ふと、病院の方を振り返ると、
「…………?」
何か変な気配がしたけど……気のせいか。
「何突っ立ってんだ、早く行くぞ」
「あ、はい」
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みぃ - まきさんの話し方めちゃ違って萎えた。 (11月3日 4時) (レス) id: f7f75c947c (このIDを非表示/違反報告)
りんじゅ - 紅晶さんはこはねちゃんですか! 私はワンダショの類君です! (2021年3月26日 0時) (レス) id: 3174c4ac03 (このIDを非表示/違反報告)
紅晶(プロフ) - 椎茸の花さん» 面白いなんて言っていただき光栄です……!少し体調が優れなくて更新なかなか出来なかったんですけど、頑張ります!ありがとうございます! (2021年1月11日 19時) (レス) id: ea1d34ba54 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花(プロフ) - とっても面白いです!!棘くんが可愛すぎて辛すぎましたww他作でも頑張ってください(●´▽`●) (2021年1月11日 14時) (レス) id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
*ngsask_二枝飛貴_*(プロフ) - 紅晶さん» そうですね… (2020年12月26日 23時) (レス) id: 055edf7171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅晶 | 作成日時:2020年11月25日 20時