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■ WZ side
事務所の会議室を使って行う授業。
MG「 何かの間違いでヌナ戻って来ないかな〜 」
DN「 そんな事ある訳ないでしょ。」
SG「 最近ヒョンはそれしか言わないよね。」
大半のメンバー達は、授業をする講師がAじゃないと思っているからかやる気が無さそうだ。
俺はそんな中、ウキウキした気分で彼女を待つ。
きっとハニヒョン以外は知らない彼女の事。
小さな優越感に浸りながらも、もうすぐこの秘密が皆にバレると思うと、少しだけ残念な気分にもなる。
まだかな…なんて思いながら待っていたら、
開いた扉からAが様子を伺いながら入ってきた。
『 …失礼します。皆さんお久し振りです(笑) 』
HS「 A！？なんで！？ 」
MG「 本当にヌナなの…？また幻覚じゃない…？ 」
Aが部屋に入ってきたと同時にざわつく皆。
嬉しさが隠し切れていない奴らは、満面の笑顔で迎え入れているし、歓迎ムードで雰囲気は悪くない。
やっぱり、こうなるよな……
好かれる事は悪い事じゃないし、彼女の授業が面白いものであるというのも事実。
だけどここまで良い反応を示されると、例えメンバーだったとしてもモヤッとする。
かと言って、悪く言われてたら腹立つんだけど。
『 また、宜しくお願いしますね。』
始まった授業は、そこにAが居るだけで、彼女の声が聞こえて来るだけで、俺は満足していた。
CARATに伝えたい事や歌詞にしたい事、
自分がよく使う言葉や知りたい単語を韓国語で渡されたメモに書いていく。
そう言った自分の興味を持てる言葉から教えてくれるらしくて、まずは何を自分が話したいかを理解する事から始めていくらしい。
…が、俺はペンが全然進まない。
歌詞にしたい事、CARATに伝えたい事はたくさんあるのに、俺の頭の中はAの事ばかり。
『 あれ…？ウジくんは思い付かないの？ 』
WZ「 あ、いや…… 」
みんなのメモを歩きながら見ては、ひとりひとりに日本語を丁寧に教えていたA。
いつの間にか俺の場所まで来ていたらしい。
彼女に覗かれたメモには何も書いていない。
…Aの事しか考えられない。
なんて本人を目の前にして、言える訳がない。
だけど、
これをアピールする為に利用するのもアリなんじゃ？
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のあ(プロフ) - エルさん» ありがとうございます！不器用な彼が凄く好みで、想像するだけでキュンキュンします(笑)これからもラストまで頑張るので、是非最後まで楽しんでください！ (2021年12月10日 18時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - ウジくんの不器用な頑張りを応援しています！発想が面白いし、何より照れ屋のウジくんをウジくんと重ねられるのが良いですよね^_^更新楽しみにしてます！ (2021年12月9日 7時) (レス) @page41 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 優さん» そんなに気に入ってくださっているなんて…！本当にありがとうございます（ ; ; ）出来る限り毎日更新を心掛けていますが、時間が遅くなってしまい申し訳ありません。優さんの活力になれるよう、これからも頑張ります！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - あすかさん» 読んでくださってありがとうございます！なかなかお話が進まずに、ムズムズするかと思いますが、完結まで楽しんで頂けると嬉しいです。頑張ります〜〜！！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 最近この小説を楽しみに毎日を生きてます…… (2021年12月9日 0時) (レス) id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年12月1日 1時
