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『 あの、ボムジュさん… 』
BJ「 ん？ 」
『 私もここで作業して良いんですか？ 』
私が不安そうに尋ねると、ボムジュさんは微笑んだ。
BJ「 もちろん。小さいけど空いてる部屋を用意しておいたから、そっちの部屋を自由に使って良いよ。もし作曲に興味が出たならウジの部屋を使ってね。」
『 うぇ！？ 私はそんな事出来ませんよ！ 』
ボムジュさんは意地悪な笑顔を浮かべている。
本当に冗談が過ぎます。
でも、私の為に部屋を用意してくれていて驚いた。
私は今までと同様に、自宅でお仕事をするつもりでいたから、こんなに高待遇で迎え入れてくれている事が有り難いと同時に、本当に不思議で仕方無い。
『 本当にありがとうございます。…私なんかの為にこんな素敵な空間を用意して貰えて嬉しいです。』
BJ「 喜んで貰えて良かった。で！その代わりにAちゃんにお願いしたい事があるんだよね！ 」
『 え、もしかして何か裏があったんですね…？ 』
BJ「 違うよ！！だから、そんな目で見ないで(笑) 」
私はジト…と目を細めてボムジュさんを見た。
こんな高待遇、絶対におかしいと思ったんだ！
日本語のお仕事とは別にいろんな雑用を私に押し付けるつもりですか！？
……それくらいの事だったら、全然やりますけど。
BJ「 Aちゃん、作詞してみない？ 」
『 ………へ？ 』
BJ「 事務所には許可貰ってるよ。才能を潰すのは勿体無いからね。Aちゃんさえ良ければだけど。」
私が作詞を……？
いやいやいやいや、そんな才能なんて無いよ！！
元々の原作や原曲があって、それをただ私なりに翻訳してきただけであって、全く才能なんてものは無い。
そんな私が、0から言葉を作る事なんて……
でも、ボムジュさんの目を見ていると不思議と期待に応えたいと思えたし、挑戦したいとも思えた。
『 ……新たな自分を見つけたいです。』
BJ「 お？それはOKって事？ 」
『 はい。翻訳に挑戦した時は何かに没頭したかったからなんですけど…今度は自分の殻を破ってどこまで出来るのか試してみたい、のかも…？ 』
BJ「 うんうん。その気持ちは大切だよ。」
ウジくんと出会ってから良い意味で私自身が変われている様な気がする。
もっと自分に出来る事を見つけて、
もっと良い方向に変わりたいって思えている。
早くウジくんに報告したいなぁ……
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のあ(プロフ) - エルさん» ありがとうございます！不器用な彼が凄く好みで、想像するだけでキュンキュンします(笑)これからもラストまで頑張るので、是非最後まで楽しんでください！ (2021年12月10日 18時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - ウジくんの不器用な頑張りを応援しています！発想が面白いし、何より照れ屋のウジくんをウジくんと重ねられるのが良いですよね^_^更新楽しみにしてます！ (2021年12月9日 7時) (レス) @page41 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 優さん» そんなに気に入ってくださっているなんて…！本当にありがとうございます（ ; ; ）出来る限り毎日更新を心掛けていますが、時間が遅くなってしまい申し訳ありません。優さんの活力になれるよう、これからも頑張ります！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - あすかさん» 読んでくださってありがとうございます！なかなかお話が進まずに、ムズムズするかと思いますが、完結まで楽しんで頂けると嬉しいです。頑張ります〜〜！！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 最近この小説を楽しみに毎日を生きてます…… (2021年12月9日 0時) (レス) id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年12月1日 1時
