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■ WZ side
このウォヌの反応はもしかして…
“運命の相手”では無いのか？
そう考えた時、ウォヌは本を取り出して見せた。
俺はその本をよく知っている。
Aが翻訳を手掛けた小説で俺も購入した。
話を聞けば、ウォヌはこの本にハマったらしい。
その翻訳を手掛けたAの事を尊敬していて、ペンになってしまったと言うから…
“好きになった”
という言葉の意味が違うという事をやっと理解した。
HS「 何だよ、本の話かよ！ 」
MG「 もう！そうなら早く言ってよ！！ 」
なんだ、本が好きって事だったんだな……
韓国でブームを生むほど人気のこの本は、今では入手困難な程、どの本屋にも並んでいない。
それくらい凄い人が、Aだと思うと誇らしい。
俺らの日本語を担当してくれているから、元々の仕事振りがどんなものか気になって購入したんだけど。
やっぱりAの翻訳には驚かされた。
普段あまり本を読まない俺でも、ストーリーに飲み込まれる様に一気に読み切った。
それくらい表現の仕方が独特で面白かった。
ただ、俺は翻訳者の名前が書かれている事を期待した部分もあったから、
本名が書かれていない事に落胆はした。
とりあえず、
ウォヌが運命の相手じゃなくて良かった…
WZ「 ……ウォヌが運命の相手じゃないのか。」
JH「 ウジヤ、良かったな〜〜(笑) 」
小さく呟いた俺の声を拾ったハニヒョンは、俺の肩を掴んで揺らしながらニヤニヤしている。
WN「 あ、やっぱりウジってそうなの？ 」
HS「 んん？やっぱりって何？ 」
WN「 ちょっと揶揄ってみたかったんだよな〜 」
WZ「 ……笑えない冗談はやめろよ。」
ごめんと謝るウォヌに呆れてため息が出た。
分かっていてわざとあんな態度を取るなんて、俺が誰かに恋している事がそんなに面白いのかよ。
ハニヒョンのせいでウォヌにまで気持ちがバレた。
睨むと笑って俺に抱き着いてくるヒョンは、きっと何も反省していないんだろう。
まぁ…自分で言うのもなんだけど、
凄く分かり易い態度を取っていたしな……
.
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のあ(プロフ) - エルさん» ありがとうございます！不器用な彼が凄く好みで、想像するだけでキュンキュンします(笑)これからもラストまで頑張るので、是非最後まで楽しんでください！ (2021年12月10日 18時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - ウジくんの不器用な頑張りを応援しています！発想が面白いし、何より照れ屋のウジくんをウジくんと重ねられるのが良いですよね^_^更新楽しみにしてます！ (2021年12月9日 7時) (レス) @page41 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 優さん» そんなに気に入ってくださっているなんて…！本当にありがとうございます（ ; ; ）出来る限り毎日更新を心掛けていますが、時間が遅くなってしまい申し訳ありません。優さんの活力になれるよう、これからも頑張ります！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - あすかさん» 読んでくださってありがとうございます！なかなかお話が進まずに、ムズムズするかと思いますが、完結まで楽しんで頂けると嬉しいです。頑張ります〜〜！！ (2021年12月9日 1時) (レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 最近この小説を楽しみに毎日を生きてます…… (2021年12月9日 0時) (レス) id: 19dcd445f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年12月1日 1時
