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■ WZ side
『 では、日本語でなんて言うのか気になる言葉や、ペンの皆さんに伝えたい言葉があれば何でも聞いてください。無ければ明日にでも使える素敵な言葉をプレゼントしましょう(笑) 』
全員の自己紹介がひと通り終わったあと、Aのこの言葉を皮切りに一部の奴らが暴走し始めた。
MG「 何でも答えてくれるんですか？ 」
『 はい！ジョンハンさん、ミンギュさん、ディノさんは日本語が上手なので何でも答えちゃいます！ 』
DN「 わぁ〜〜嬉しいです！ 」
JH「 何でもって言ったの？何でもって？(笑) 」
褒められて素直に喜んでいるディノは良いとして、何でもという単語に反応を示している奴らが何人か……
マジでAに迷惑掛けるのだけは止めてくれよ。
MG「 ナンサイ、デスカ？ 」
『 あ、私への質問なの？(笑) 96lineですよ。』
MG「 わあ〜〜！やっぱりヌナだった！ 」
『 "ミンギュさんは何歳ですか？" 』
MG「 ヒトツ、トシシタデス！ 」
『 おお〜〜答え方にテクニックを感じます！ 』
ホシが"トシシタ"の意味を理解しようと「 年齢が下…？ああ、年下か！ 」と噛み砕いた事まで、偉いと褒め称えるA。
そんな彼女に褒められて嬉しそうなホシが笑っているのが、何故か無性に気に食わなかった。
確かにAは人をよく褒めるかもな。
自分の事は“私なんか…”とすぐに卑下する癖に、俺が電話で日本語を教えて貰っている時も、発音が良いだの覚えが早いだの事あるごとに褒めてくれていたから満更でも無かった。
JH「 A、ハ、カレシイマスカ？ 」
DN「 ヒョン！そんな質問は失礼ですよ！ 」
『 居ませんよ。"…残念ながら独り身なんです" 』
DN「 ヌナ可愛いのに勿体ない… 」
『 ふふ、ディノさんありがとうございます。』
ヒョン…！Aに元彼を連想させる様な質問すんなよ！
なんて焦る俺はとは違って、意外にもAはすんなりと答えていた。初めて会った日や食事をした日とは違って、あの儚い表情は全く見せずにサラッと答えるから、もしかして元彼の事は吹っ切れたのか…？と、嫌でも期待を持ってしまう。
だけど、薬指に光る指輪がそんな期待をすぐに掻き消す。
……さすがにまだ元彼の事が好きだよな。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
