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『 ここですよ。』
WZ「 ありがとうございました。」
『 どういたしまして。』
すぐ近くにあった筈の建物。
なのに何故か、すごく遠い様な気がしてしまう程、ここまでの道のりは妙に長く感じた。
WZ「 …何か、疲れていたみたいなのに、ここまで案内してもらって、すみませんでした。」
『 えっ 』
WZ「 え？ 」
そんなに私は疲れている様に見えるのだろうか？
さっき私が誤魔化す為に言ったんだっけ？
そう言えば昨日は遅くまで翻訳の作業をやっていたし、今日だって会社で任された重要な書類を仕上げないといけないし……
あ……結構疲れているのかもしれない。
寝付けない事も多いから最近は起きてる事が多いし、ボーッとしないように何かをやり続けている。
こう考えたら、私って自分の身体を労ってないや。
JH「 ………あ、おーい！ 」
建物の奥でキョロキョロしている人が、私の隣に居る人に気付いたのか、手を振りながら近付いてくるのが見えた。
WZ「 あの…！何かお礼を…… 」
『 私はこれで失礼しますね。』
真っ黒な彼が何か言おうとしていたけれど、友達と無事に合流出来たみたいだし、邪魔な私はさっさと退散する事にした。
お昼休みもあと少し。良い時間潰しにもなったし、憂鬱になってしまう時間が少なくなって良かったかも。
お握りでも食べて残りの休憩時間を過ごす事にした。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
