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■ WZ side
JH「 じゃあ、次会った時に運命の相手を聞けよ。」
WZ「 ……たぶん無理。話したく無さそうだった。」
JH「 ？ 何で話したくないんだ？ 」
WZ「 元彼の事を思い出して辛いんじゃない？食事している時は明るく振る舞ってたけど、元彼から貰った指輪をまだ捨てられないみたいだったから。」
JH「 ……タイミングが悪いな。他に情報無いの？ 」
本当に、何もかもタイミングが悪い。
Aさんが元彼と別れたばかりで、まだそいつに未練が残っている状態だと言う事もそうだけど、それを知ってしまったのが、もう俺が彼女を好きだと自覚した後だなんて。
でもそうだな。“名前”についての情報と言えば……
WZ「 彼女の運命の相手は日本人じゃ無いらしい。」
JH「 お！なら、まだ期待出来るじゃん！ 」
WZ「 ……変に期待して傷付きたくない。」
JH「 お子様だな〜傷付いてこそ成長すんだろ？ 」
ハニヒョンはそれらしい事を言っているけれど、それを自分の立場に置き換えて考えてみたらそんなの言えないだろ。
この世界は身体に刻まれる“名前”に支配されているんだ。
もしも、彼女の運命の相手が自分じゃ無かったら…
そう考えただけで、頭が真っ白になるくらいには重要な事だ。
運命の相手じゃない俺を好きになる可能性は？
そんなもん無いに等しいだろう。
奇跡が起きて好きになってくれたとしても、ずっと側に居続ける事が出来ない事くらい分かっている。
ましてや、運命の相手なんかに縛られていなければ、彼女は大好きな元彼と別れる決断なんかしないだろう。
彼女の傍に居るには、運命の相手である事は必須条件だ。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
