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■ WZ side
『 あれ？ 』
澪「 Aちゃん、どうしたの？ 」
彼女は俺たちに気付いたみたいで、完全に目が合った。
うわ、俺の事、覚えててくれたんだ。
軽く会釈をしてくれた彼女に、俺も軽く頭を下げる。
JH「 今がチャンスだ！行こう！ 」
WZ「 う、うん…… 」
俺たちを見ている集団なんか気にする素振りもなく、ハニヒョンは俺の腕を引っ張って近付いて行く。
あ、やっぱり待って。急に緊張して来たから…！
『 もしかして昨日の人ですよね…？ 』
JH「 ハイ。キノウ、ハ、アリガトウ、ゴザイマシタ。」
『 どういたしまして。韓国語で良いですよ。』
JH「 ほら、ウジ。」
WZ「 あ…昨日は本当に助かりました。」
目の前で優しく微笑んでいる彼女を、俺は直視出来ない。
俺ってこんなにウブな反応するっけ…？
澪「 この人達、誰？ 」
『 昨日道に迷ってたから案内したの。』
実「 韓国語？韓国人ならもしかして…！ 」
利「 そうやって先走るな。」
澪「 でも、ワンチャンあり得る。」
日本語でコソコソと話している友人？らしき人達は、俺たちのことを何故かキラキラした目で見ている。
何でだ…？もしかして俺たちの事を知っている、とか？
JH「 ほら、ウジ言わないと…！ 」
俺に小声で話し掛けてくるヒョン。
言われなくても、そんなの分かってるんだけど……
WZ「 あの… 」
『 はい？ 』
彼女が反応してくれるだけで心臓が煩い。
WZ「 何かお礼がしたくて、」
『 そんなの気にしなくて良いのに… 』
WZ「 今日ご飯行きませんか。」
目の前の彼女は謙遜してくれているけど、これは俺が一緒にご飯を食べたいだけ。もう少し彼女の事を知ってみたい、近付いてみたいと下心があるだけなんだけど。
だから…気を使うなら俺の誘いを断らないで欲しい。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
