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■ WZ side
HS「 や〜〜Aさん良い人だったな！ 」
SC「 思っていたよりも話し易い人で良かったよ。マネヒョンが連れて来ただけあって仕事振りも凄く良かったし、意見もお互いに出し易かったし、これから仕事しやすそうだよな。」
ﾏﾈ「 そうだろう、そうだろう〜！ 」
Aが帰った後のヒョン達は、彼女の事をベタ褒めしていて、何故かマネヒョンは自慢気にしている。
凄いのはAであって、別にマネヒョンは凄くも何とも無いんだけど…まぁ、彼女を連れて来た事は褒めたい。
日本を経ったら簡単に会えなくなって、韓国に戻って忙しくなると連絡を取るのも難しいかもなんて考えていたけれど、一緒に仕事をするとなると断然話が変わってくる。
会えなくても、関わりがあると言う事は大事だ。
共通の話題が出来たと言う事も、俺にとってはデカい収穫。
SC「 それより気になってたんだけど、何でウジはAさんと知り合いなんだ？まさか名前の人か？ 」
HS「 ああー！ウジは相手が日本人だったもんな！ 」
WZ「 …道に迷ってたところを助けてくれただけ。」
SC「 え？それだけ？ 」
HS「 へぇ〜もっと仲良さそうに見えたけどな〜 」
お礼という名の名目で飯に誘って連絡先を交換して、あわよくば…なんて考えていたんだけど。
別にそれをヒョン達に話す必要なんて無いだろう。
それに、まだ片想いをしているだけで、運命の相手かどうかなんて確認する事すら怖がっているんだから……
HS「 まぁ、でも可愛かったよな〜〜 」
WZ「 は…？ 」
HS「 ぽっちゃりしてたけど、顔も仕草も可愛かった！あの人が日本語教えてくれるなら頑張れる！ 」
SC「 それに優しそうだったしなｗｗｗ 」
彼女の事を考えながら下品な笑いは止めろよ。とは思ったけど、到底それを口に出す事は出来なかった。
俺は彼女にとって、何でもないただの友達だから。
この世界に“運命の相手”という窮屈な縛りはあるものの、世間一般にはまだまだ名前の無い人も居る。
感情は別物だって話もあるし、まだ名前の出ていないこいつらがAの運命の相手だって可能性も考えられる。
“感情は別物”……これが何よりも厄介な気がするよ。
クプスヒョンやホシの事は、少しだけ油断ならないと思った。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
