忍術学園学園長に大切な人を奪われた【忍たま】 (ページ9)

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お見通しページ9

「…離せっ！お前は誰だ！？」

「忍術学園6年は組食満留三郎だ。
覚悟しろ…。」

食満という青年は、さっきよりも
強く私の体を押し付けた

私の目の先には、落とした包丁が見える
力を振り絞って包丁を握ろうとすると

その包丁が誰かの足によって、外へ蹴り出された。

紫色の忍服の赤い目をした青年だった。

蹴り出された方向の外を見ると、

学園の生徒であろう大勢の人間がここを包囲している。

＿＿クソっ…分かってたのか。

「女よ…なぜわしを殺そうとする？」

杖を着いて立ち上がりながらいう、
復讐相手に、

「覚えてる…？8年前のこと。
あんたが私の妹を殺した日のこと

あんたは…私から大切な妹を奪った
そして家も。

これはそれの復讐よ！！！」

怒気を完全にあらわにした
状態で言葉を噛み締めると、

学園長は手で顔を触り、
''仮面を取った''

「…なっ！？」

「成程、そういう事か。」

あら、不思議、老人が青年に変わっている
青年はにやっと笑って、
「以上は、鉢屋三郎でした」

青年らしい声色で言った。

すべて、お見通しだったって
訳だ。