38話 ページ39
ハリー「あった！この部屋だよ！」
夜中、私とロンはハリーに連れられ、真ん中に大きな鏡が置いてある部屋に来た。
ロン「君の両親はどこだい？」
ハリー「ほら！この鏡だよ、見て！」
ハリーが鏡の前で私達を呼んだ。
ロン「君しか映ってないよ。」
ハリー「真ん中に立ってよく見て！！」
私とロンを鏡の正面に立たせた。
とても大きな鏡だ...そこに映っていたのは
(お父さん...お母さん...？)
Aの両親が立っている。しかし、それだけではない。
(ハリー、ロン、ハーマイオニー、ドラコ、グリフィンドールのみんな、ホグワーツのみんな...みんな私が出会ったことのある人達だわ。)
両親の横には、ハリーに似ている男の人とハリーと同じ目をした女の人が立っている。
(この人たちは、きっとハリーの両親ね。)
ハリーの両親の横には、顔に傷のある男の人とハンサムな黒髪の男の人がいた。
(覚えていないだけで、私はこの人達ともあったことがあるの...？)
ハリー「A...A！！」
貴「！あ、ごめん。なに？」
ハリー「僕の両親は見えたかい？
ロンが首席でクィディッチのキャプテンをやっている自分が見えるって言うんだ。」
ロン「この鏡は未来を見せてくれるのかな？」
ロンは興奮した様子で言った。
ハリー「そんなはずないよ。僕の両親は死んじゃったんだよ...」
貴「そうね、違うと思う。私もハリーの両親をみたわ。」
ハリー「見えたのかい？」
ハリーはAも見たのが嬉しそうだ。
貴「ええ、私の両親も...
きっとこの鏡は、映る人の望みを見せるのね。心の奥深くにある...」
最後の言葉は独り言のように言った。
2人は鏡の前の取り合いをしていて聞いていなかった。
突然、外の廊下で音がした。
貴「静かに！」
3人は急いで透明マントを被ると、フィルチの猫のミセス・ノリスが現れた。
ミセス・ノリスはクルリと向きを変えて立ち去った。
ロン「フィルチのところに行ったかもしれない。僕達の声が聞こえたに違いないよ。」
また鏡を見ようとするハリーを引っ張って寮に戻った。
次の朝、ハリーは鏡のことしか考えていなかった。ロンがハリーに何を言っても上の空だ。
ロン「ハリー、あの鏡のこと考えているだろう？今夜は行かない方がいいよ。」
ハリー「どうして？」
ロン「わかんないけど、なんだか悪い予感がするんだ。」
貴「私も危険だと思うわ。ハリー、わかってると思うけど、鏡に映っているのは現実ではないからね？」
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セドリック推しぃ(プロフ) - セドリック落ちにして欲しいでふ (2023年1月27日 20時) (
レス) id: 3cda472f5f (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ふりるさん» コメントありがとうございます！原作のハリー・ポッターと賢者の石に出てくるヴォルデモートはわしという一人称になっていまして、そちらを参考にさせて頂いてます。読んでくださりありがとうございます^^ (2022年10月13日 1時) (レス) @page47 id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ふりる - ヴォルデモート卿の一人称はわしではなく、私だと思います。それか、俺様 (2022年10月7日 5時) (レス) @page47 id: 72da3da237 (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！応援とても嬉しいです！頑張ります！ (2017年8月2日 13時) (レス) id: 7638eb5726 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます。 (2017年8月1日 22時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2017年5月12日 23時
