44話 ページ45
貴「あの、先生？場所教えていただければ1人で行けますよ？」
Aはクィレルに案内されて廊下を歩いている。
(あまりクィレル先生といたくないし...)
クィ「い、いえ、つ、つ、連れて く、来るように い、言われていますので...」
(いったいどこに向かっているのだろう？)
クィ「フォ、フォーサイス、き君は、せ、先生たちの中でも、か、賢いと評判ですよ。こ、この前の試験も、トトトップだったんですってね。」
それに箒も得意だとか。この前の試合見ていましたよ。とクィレルはどもりながら言った。
貴「はぁ、それは光栄です。」
クィレルとAは4階の廊下まで来た。
クィ「さ、さぁ、つ、着きましたよ。」
貴「先生？でもここは近寄ってはいけないと言われている教室ですよ？」
2人がいるのはフラッフィーのいる教室の前だ。
(クィレル先生は絶対に怪しい。早くここから離れなきゃ。)
貴「すみません、先生。急に具合が悪くなってしまったので、寮に戻ります。スネイプ先生には私から後で謝っておきますので。」
と踵を返すと何かが背中に当たった。杖先だ。
貴「どういうつもりですか？クィレル先生。」
クィ「私についてこい。そうすれば傷付けはしない。」
クィレルの雰囲気がガラッと変わった。いつものどもりがない。
貴「...嫌と言ったら？」
クィ「そうだな...いつも一緒にいるあの3人がどうなっても良いのか？」
貴「ｯ！...分かりました。」
クィレルとAは教室に入った。
(フラッフィーをどうするのかしら？)
するとクィレルは魔法でハープを出し音楽を奏でた。
フラッフィーはすぐに眠りについてしまった。
(フラッフィー、もっとねばってよぉ...)
クィレルは隠し扉の戸を開けてAに入るよう促した。
Aは大人しく従い下りると何か柔らかいものの上に立った。
(なにかしら？なんか植物みたい。)
ズボッ
貴「きゃっ！」
植物みたいなものに足が巻き付かれた。
貴「これは...悪魔の罠？」
クィ「そうだ。君はこれの対処の仕方を知っているだろう。」
いつのまにかクィレルは下りてきていた。
(確か悪魔の罠は暗闇と湿気を好むから、火を付ければいいわ。)
Aは杖を取り出し、火を植物目掛けて噴射した。
悪魔の罠はほどけていった。
クィ「ついて来い。」
クィレルはずんずん進んでいく。
(後ろから攻撃したら逃げれるかな？)
クィ「3人を危険に晒したくなければ大人しく従え。」
(...私さえ我慢すれば3人は大丈夫。)
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セドリック推しぃ(プロフ) - セドリック落ちにして欲しいでふ (2023年1月27日 20時) (
レス) id: 3cda472f5f (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ふりるさん» コメントありがとうございます！原作のハリー・ポッターと賢者の石に出てくるヴォルデモートはわしという一人称になっていまして、そちらを参考にさせて頂いてます。読んでくださりありがとうございます^^ (2022年10月13日 1時) (レス) @page47 id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ふりる - ヴォルデモート卿の一人称はわしではなく、私だと思います。それか、俺様 (2022年10月7日 5時) (レス) @page47 id: 72da3da237 (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！応援とても嬉しいです！頑張ります！ (2017年8月2日 13時) (レス) id: 7638eb5726 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます。 (2017年8月1日 22時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2017年5月12日 23時
