タイムスリップ少年 (ページ1)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:507 hit

今ページ1

最近、殺人事件が俺が住んでいる街で起こっている。

犯人は未だに捕まっていない。

……………………………………………………………

『おっはよー！！加藤！！』

サナは加藤に元気良く挨拶した。

加藤は朝、いつも機嫌が悪いので少し嫌そうな顔をした。

『どうしたんだい？加藤君？』

サナはウザイ口調でそう言った。

『うっせーよ。』

小さい声でそう言った。

元気がないので大きい声は出せなかった。

『何で元気がないんだ？』

『うるさいって言ってんだろ。黙ってくれよ。』

次の日_______

あー今日も学校か～。だるいなぁ。

ん、サナ今日は休みか？

風邪でも引いたのか？

いつもならここで会うはずなのに。

ま、どうでもいいっか。

学校の中にもサナはいなかった。

先生は親から休んだ理由を聞かされてないらしい。

どうしたんだろ？

少し頭の中がモヤモヤする。

休んだ理由が気になる。

『あー今日も疲れたぁ。』

……………。

サナがいないと静かだ。

サナ……………。

サナん家に行ってみるか。

ピーンポーン

インターホンを鳴らしたが返事がない。

もう一回鳴らしてみよう。

ピーンポーン

返事がない。

何故だろう。

どっかに旅行に行っているのかな？

いや違うな。

それだったら、先生にも言うはずだし。

おかしいな。

『おーい！！サナ、いるのか？』

あ、ドアが開いてる。

いや、だけど勝手に入ったらダメだよな。

まさか……………。

！？

普通ドアを開けたままにしないよな！？

そうだよな！？

もしこの家の中で犯罪的な事が起こっていたとしたら……………ヤバイぞ！！助けなきゃ！！

ガチャ。

静かにドアを開ける。

『えっ________。』

ビリビリ。