鬼姫のココロ【鬼滅の刃】

我妻善逸 ページ4

鬼舞辻無惨「Aよ、お前は何を望む」


『……急に場所が変わったかと思えば、何？』


鬼舞辻無惨「私の質問に答えろ」


『別に何も望まない。お前に鬼にされたあの日から…私は何も求めない』


あぁ、前言撤回するよ、童磨


私はこいつもお前と同じくらい嫌いだ


鬼舞辻無惨「お前は賢い…今、何をすべきか分かるだろう」


『……はぁ…何、私に何をして来いって？言っとくけど人間を殺す気分じゃないから』


鬼舞辻無惨「そんなことは期待していない。竈門炭治郎、そして禰豆子の情報を手に入れて来い」


『鬼と人間…？どういう』


鬼舞辻無惨「A」


ピシャッ


空気が重くなった


『……はいはい、詳しく私が知る必要は無いって事ね。分かりましたよ』


鬼舞辻無惨「私にそのような物言いをするのはお前だけだ」


『だって私はお前のこと嫌いだしね。それじゃあ、行ってくる』







あ


『特徴聞いてくるの忘れた…』


てかどこにいるのかも知らないし


なんで鬼と人間？


…まさか、鬼殺隊に鬼を連れてる隊士がいるの？


『…ま、どうでもいいや。鬼殺隊がどうなろうと私には関係ないし』


ダンッ


「な、なんだ！？」


『こんばんは、何に脅えているの？』


ホッ「なんだ、女の子か…じゃない！！あ、危ないよ君！この山には鬼がいて」


…累の山か


『お前、竈門炭治郎って知ってる？』


「お、お前って……って、炭治郎を知ってるの？！」


！ビンゴ


『うん、知ってる。この山にいる？』


善逸「いるいるいる！！あいつ俺を置いて行ったんだよ！？酷くない！？！！！？！あ、俺我妻善逸！君は？」


『A。よろしくね、善逸』


善逸「Aちゃんかぁ！！なんかAちゃん、俺の知り合いにすごい顔似てて安心するかも…いや、あいつは暴力的だからそんなにかなぁ……



あれ！？Aちゃん！？！！！？！！どこに行ったの！？Aちゃあああああああああああん！？！」




竈門炭治郎…どんな奴なんだろう


無惨が気にする男


『…柱ではないのは確かだけど』





善逸「…Aちゃん、鬼みたいな音がしたけど……ちょっと人間っぽくもあったし違う…よね……？」

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