スーパーリーダーと恋をするッ‼︎‼︎‼︎ (ページ19)

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💜side

楽屋に挨拶に来てくれた晴人

16歳にしては大人びてて、ツンとしてそうやったけど
話してみたらめちゃめちゃ良い子で、俺らの下の子らみたいに可愛がってやりたいと思った

ダンス見せてもらったけどやばい、レベチやった

1人で韓国行くだけあるなあーと余計可愛いがりたくなった

てか、なんとなくAさんに似てるねんなぁ
あの日からそこまで日は経ってないけど
俺の頭から離れてくれへんかったあの人

晴人と話しながらそんなことを考えていた

いざ収録

俺らのコーナーになって、ちょっと気合い入れる
そしたら晴人が、え？！みたいに立ち上がった
VTRが終わって司会の人が晴人にフると
晴人は、Aさんのことを姉だと言った
そして、メッセージ動画が流れる

感動的な雰囲気になって、いや、こんな爪痕残す姉弟おるか、と正直悔しかったが

❤️「これは、まぁ、お姉さんが？僕たちのこと好きやった、つまり僕たちのおかげ？ですよね？ね？」

せーやくんが流れを作ってくれたので乗っかり、

『僕らにも感謝メッセージほしいくらい』

間に受けて晴人は俺らに何度もお辞儀するから

『まあまぁ、お礼はいらんで！』

なんて笑いをとり俺らで場を締めた

収録中は仕事モードで乗り切り
終了の合図が出て速攻晴人に話しかける

『正直雰囲気に似てるなぁ思ってたけど、ほんまにお姉さんやとは思わんかったで！』

晴人「似てますか？？こんなことあるんですね！」

晴人の連絡先を聞きたい。
もちろん晴人自身ともっと仲良くなりたいから。
でもそれだけじゃない。俺はAさんにまた会えるかもしれないこのチャンスを逃したくないという下心も自覚していて、なんとなく聞きづらい

俺が躊躇しているうちに晴人はマネージャーに呼ばれる

…諦めよう

『ごめんな、晴人、忙しいの話しかけて。名残惜しいけどどっかでまた会えるようお互い頑張ろう』

そしたら晴人は俺の手を握って

晴人「僕、こじけんさんに会えてよかったです！良かったら連絡先教えてくれませんか？」

と、言ってくれた

すぐにスマホを取り出して交換する

晴人「すいません！僕からまた連絡するので！」

雑誌のインタビューでもあるのだろうか、晴人はあっという間に出て行った

俺のスマホの画面に映る”晴人”の文字

可愛がる後輩が1人増えたことと
こんなこと言ったらとあが嫉妬するかな、いや、してくれ

Aさんに一歩近づけた喜びとで口角が上がる