スーパーリーダーと恋をするッ‼︎‼︎‼︎ (ページ16)

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staff「一応なんですけど、オンエアまでは今回のドッキリの内容を口外なさらないようご協力お願い致します。」

『それはもちろん』

彼らが去った後また別のスタッフさんがやって来て、色々と説明を受けた。

テレビに出るってこんな感じなんや。

さっきの余韻に浸りたいので、早く説明終わらないかな、と思っているとふと思い出した

『そういえば、晴人もでますよね？これ』

staff「え！なぜご存知なんですか？？」

『えっとー、弟です、私の』

staff「そうでしたか！」

紗奈「すごいなー、姉弟で共演」

staff「そしたら一応、ビデオメッセージ的なのも撮っときますか？」

『いや、いいですよ、そんな笑』

紗奈「ええやん！弟くん喜ぶって！」

姉って世間にバレたら、なんか色々めんどくさそうやしな〜

staff「きっと話題になって、晴人さんの活躍に繋がります」

…そう言われると断れへんな

staff「晴人さんの方から、これは姉だ！と放送中に発言したら、ビデオを流すと言うのはいかがですか？」

『んー、確かに、そうしたら、私がただの目立ちだがりな姉という風には映らなさそう、、』

staff「はい！では、撮りましょうか！」

わ〜、なんて言おう、おもろいこと言えるかな

紗奈「Aちゃんらしく、思ってること言えばええよ」

……ありがとう、友よ。

staff「、、、、まわりました〜(どうぞ)」

『……え〜、晴人。久しぶり。姉です。
もう何年も会えてなくて、可愛いまだ小6の晴人で止まってます。今はうんと逞しくなって、姉は誇らしいです。でも、大人ぶらないで、家族の前では可愛い晴人でいてね。晴人を応援してくれているファンの存在を忘れずに、またね』

staff「、、はい！オッケーです！ありがとうございます！」

紗奈「うわ〜なんか感動した！」

staff「一発で！完璧でしたね！これは放送したい！」

そんなことないですよ、と謙遜するが

内心泣きそうやった

ゆーてもまだ16歳の晴人。異国の地に1人。

staff「では、僕たちはこれで。ご協力いただきありがとうございました。」

お互いに深々と頭を下げて見送る。