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𝟏𝟎 ページ11
❤️side
コイツ、、画面めっちゃ見るやん
そんな緊張する？
てか、なんや？惚れたんか？一目惚れ？
やったらめっちゃおもろいけど。笑
💙side
なんか。
こじけんがこじけんじゃない。
さっきまでのソワソワはいつもの感じやったけど、
今はちがう。
おい、どーしたこじけん。
風邪でも引いたか？
staff「じゃあ、僕らが合図するんで、一旦部屋向かいましょうか」
ぞろぞろと控え室がある1階から、エレベーターに乗って現場の3階へ行く。
💜「…ええ声出せるかな、ちょ、せーやくん1回手本見して、カメラに向かって」
❤️「なんでやねん、え？ここで？
…熱くしてやるよ☝️」
💜「溜めたなぁ、はは笑」
お？割といつも通りやった？
俺の考えすぎか…
staff「代表して💜くん、意気込みを」
カメラが💜を捉える
💜「見といてください、、
Aッと言わせたりますよ」
❤️💙「お〜(ぱちぱち)」
💜「おい、乾いた拍手やめろ」
そして、目的地に着く。
女の子にしては逞しく、でも綺麗な歌声が聞こえてくる。
チラッとガラスのドアを覗くと
とても楽しそうに歌ってくれている。
めちゃくちゃファンなんやろなぁ。
しかも振りまで完璧や。
staff「もうすぐです、いきましょう」
こじけんが、ドアノブに手をかけた。
いけ！こじけん！
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作者名：あんに | 作成日時：2023年10月31日 23時
