スーパーリーダーと恋をするッ‼︎‼︎‼︎ (ページ2)

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上司「Aさーん。ちょっといい？研修のことで！」

『はーい』

上司「Aさん、よく頑張ってくれてるでしょう。
若いうちにこういうのしとくのはどうかなって！これ！」

そう言って見せられたパンフレットから
［東京］［1ヶ月］［急性期研修］
のワードが目に飛び込んできた

『これ、私に…？』

上司「そうそう！来月やから、もう日がないけど。
超急性期の勉強になるし、まだ命が危ないって状況に遭遇したこと無いでしょう？」

『はい…』
無いに越したことはないでしょうと、心で突っ込む

上司「良い経験できると思うんだ、どう？」

、、、、断りづらぁぁ、、

確かに場数を踏むのは良いと思う。

1年目から、できません！わかりません！教えてください！のスタンスで先輩に甘えてきたので、
ポンコツキャラとして定着し、今は何とかそれなりに仕事できるようになってきた。

そんな私にもっと成長して欲しいのだろう。

割といっぱいいっぱいで毎日泣きそうなんやけど。

上司「実は部長の推薦なの！Aさん」

『推薦？！』

部長にまで知れ渡るほど私は出来損ないなのか、、、
と、しょんぼりしていると

上司「同期の中でも一番素直に真面目に取り組んで、先輩やや患者さんに何を言われても学ぶ姿勢でいてるでしょう？
Aさんが思ってる以上に皆あなたのこと褒めてるわよ

Aさんなら、もっと上を目指せる。

お金の心配はいらないから、行ってみない？」

ほんの数秒前までパワハラで訴えるところまでイメージできていたがそんな考えはすぐに消え去り目の前にいる上司を抱きしめたくなった。

大人になるとなかなか褒められない。

お金を出さないと手に入れられない幸せ(推し活)でなんとか自分を保っていたから

涙が出そうだった

『…挑戦したいです』