蝶屋敷の食事係の私と霞柱の間に子供ができた件。弐【時透無一郎】

弐拾肆ノ話 ページ27

カナヲside





私にも分かる。



…あいつが嘘をついているって。







だって私には視えるもの。




霞柱様が…。








私は目が良い。




昔受けた虐待による能力…。









カ｢…ッ?!｣




するとそこへ鎹鴉がやってきた。




鴉｢カァァーーー！

上弦の壱！出現との情報アリ…！


人が大勢喰われてイル！



今すぐ柱が向カエ…！｣







こちらも一杯一杯なのに


ここから柱が抜けると…！







煉｢少なくてどれくらい必要なのか！｣



炎柱様が鴉に問う。





鴉｢カァァーーーッ！


一般隊士！全滅しかけてイル！




少なくトモ5人必要！｣






5人…?!



そんなに行ってしまったら…！




鴉｢早くムカエ！


シノブとギユウが残レ！



カナヲと炭治郎達と共に戦エ！｣





風柱様や炎柱様は唇を噛んで言った。



煉｢…胡蝶、冨岡！竈門少年達と時透を頼む！｣



不｢さっさと片付けてくるからよォ！｣




しのぶ姉さんは頷くと私達を指揮する。




胡｢カナヲと炭治郎君は後方から攻めて…！


伊之助君と善逸君は左右から…！



私と冨岡さんが前方から攻める！｣





胡｢(…実質頚を落とせる柱は冨岡さんしか居ない…！

私はアレを使うしか…！)｣

弐拾伍ノ話 #秘策→←弐拾参ノ話 #嘘つき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す