霞柱の許嫁が蝶屋敷の食事係の私だった件。【時透無一郎】

肆拾参ノ話 ページ48

善｢霞柱様ぁぁぁぁ…さっきは申し訳ありませんでしたぁ…！
奥様を口説いたりしてぇ…｣


その黄色づくしの少年は善逸君といった。

まあ、知らなかったみたいだし、

しょうがないよね？



善逸君は無一郎さんに少しばかりシバかれていました。

これでも抑えたほうだと思いますよ…。



無｢…もう美月に近づかないなら許してあげる。｣


善｢っはいぃぃぃ！｣


善逸君がそう答えると無一郎さんは

ふいっとそっぽを向く。




炭｢なんかすみません…美月さん…。
善逸が迷惑かけてしまって…｣


炭治郎君は申し訳なさそうにそう言ってくるが、


別にそんなの大丈夫なのに。



天｢大丈夫だよ！気にしないで！

…というか、炭治郎君。


前会った時も思ったんだけど、

その大きな箱には何が入っているの？｣


つい気になっていたことを聞いてしまう。




炭｢…驚かないでください。

…おいで、禰豆子。｣



炭治郎君は箱の中に『禰豆子』と声をかけた。



…え？中に人間がいるの？





箱の中からは竹をくわえた小さな女の子が。


その少女は箱から出ると、みるみるうちに14歳くらいの大きさになった。




天｢お…鬼…?!｣


私は鬼に対してトラウマがある…。

私が驚いて固まっていると、無一郎さんが私に説明してくれた。



無｢…禰豆子は鬼だけれど、
人を喰ったりはしないんだ。

信じられない話だけど、事実。｣





…そ、そんな話があるもの…？


でも、無一郎さんが言うなら間違いなんてないはず…！



天｢…わ、分かった…。
私も禰豆子ちゃんのこと理解する｣




最初は少し怖かったものの、

禰豆子ちゃんはとても私に懐いてくれて、


とても可愛いかった。



この子が本当に鬼なの…？









--------ｷﾘﾄﾘ線--------


こんにちは(´˘`＊)

作者の水瀬あまねです！




ここで少しお詫びです。


無一郎君が刀鍛冶の里襲撃の前から炭治郎君と知り合いだったことや、

刀鍛冶の里襲撃の後でも禰豆子が炭治郎君の箱に入っていたりと


少し時系列がおかしくなっている部分があります…。

違和感があったと思いますが、
作者の都合にて変えさせていただきました。

見逃して頂けると幸いです((*_ _)




これからも更新頑張りますので

お気に入り登録と、評価がまだの方はして頂けるととても嬉しいです(´˘`＊)

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