甘露寺蜜璃は大家族になりたい！弐ノ章【おばみつ】

伍ノ話 ページ6

ＮＯside

よく分からずに尿検査を終え、





看｢…着いてきて下さいね〜｣ﾆｺ



看護師にそう言われ、着いたのは




別の診察室だった。







甘｢(あら…？さっきの部屋とは少し違うわ…？

なんでこんなに壁がピンクなのかしら…？


え、私、重い病気?!)｣




看｢もうすぐ先生がいらっしゃいますから少しお待ちくださいね〜｣




そう言われ緊張しながら待っていると、




??｢お待たせしました〜｣









なんとそこへ現れたのはしのぶだった。




甘｢…しのぶちゃん?!なんでここに…？

しのぶちゃんの専攻は産科なんじゃ…？｣




蜜璃の頭の中ははてなマークでいっぱいだった。




胡｢あら、ここまで連れてこられてまだ分からないんですか？

やっぱり蜜璃さんは鈍感ですね…｣




そう言いながら何かとパソコンを見るしのぶ。






そして、パソコンを見ながら、

胡｢やっぱり…｣


と呟く。



甘｢…えぇっ!?私、やっぱり病気なの?!｣



しのぶは大丈夫ですよ、と笑うと


近くの簡易ベッドを指さし、




胡｢あそこに寝てくださいな｣


という。





蜜璃はやはり不思議に思いながら言われた通りに台に乗る。







胡｢…少しひんやりしますよ｣




蜜璃のお腹に当てられたものは冷たいジェルのようなものだった。







検査が終わるとしのぶはニッコリ笑っていった。

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