甘露寺蜜璃は大家族になりたい！【おばみつ】

拾陸ノ話 ページ18

ＮＯside






甘｢おかえりっ！


小芭内さんっ！



テレビにする？


デザートにする？




それともわ･た・し？｣



伊｢み…みみみみ蜜璃…


ど、どうしたんだ、その格好は…？//｣



お風呂から上がった伊黒は




衝撃のものを目にする。








上だけ裸エプロンをしている蜜璃だった。




バッと物凄い勢いで



顔を手のひらで覆うと





甘｢え…？どうしたの…？ほら｣


と物凄い力で覆った手を剥がそうとしてくる。



流石に男でも捌倍娘には叶わないような力だった。




伊｢そっそんな格好、どどどどうしたんだッ？！｣



蜜璃はしょんぼりした表情でちょこんとソファに座ると呟いた。



甘｢…だって、宇髄さんがこれしたら男の人は喜ぶって…｣




伊｢(あいつ…

純粋な蜜璃にこんなこと吹き込むとは…！


……許さん…)｣


伊黒はフッと息を着く。






伊｢…確かに、世の中の男は喜ぶかもしれないな



………だが、



俺は蜜璃の体だけが好きなんじゃない。





……蜜璃を愛してるからな｣






甘｢………！//すっ素敵……！｣ﾎﾞｿﾘ



伊｢…ん？｣


小さな声でそう呟くと

次の瞬間にはもう伊黒を押しつぶす勢いで




抱きついていた。






甘｢小芭内さん…！


素敵すぎるわっ！




もう男性の鑑よ…っ！





優しくて、かっこよくて、紳士的でっ…！それと…｣




伊｢…そんなに褒めて貰うとやはり、照れてしまうな…///｣






甘｢もうっ、大好きっ…！




私以外の女の人ばかり見ちゃ嫌だからねっ！｣







伊｢…俺が愛してるのは、蜜璃だけだ…


他の女なんぞ興味などない…｣





さらりと口にする言葉に、


蜜璃は心臓が持つか分からない程だった。








--------ｷﾘﾄﾘ線--------

コソコソ裏話っ！



使ったエプロンは、宇髄さんから押し付けられたらしいよ…！

甘｢お料理の時に活用させてもらうわっ！


このエプロンで


小芭内さんに美味しいお料理作っちゃいましょっ！








評価＆お気に入り登録してくれたら嬉しいわっ！｣

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