甘露寺蜜璃は大家族になりたい！【おばみつ】

参拾ノ話 ページ34

胡蝶side



まあまあ、伊黒さんはやっぱり


甘露寺さんのことになると鈍感になるんですから…



お幸せに…









________それから半年後。




蜜璃と伊黒は何回ものデートを経て仲を深めて行った。





そもそも実質出会ってから100年以上経っているのだ。





2人には、そんなもの要らなかったかもしれない。








伊黒は、そろそろ蜜璃に"プロポーズ"しようかと頭を悩ませていた。





ジュエリーショップにも行って、蜜璃に似合う指輪も買ったのだが





イマイチ実感が湧かず未だ渋っている状態であった。






しかし伊黒は今度のクリスマスに


｢プロポーズ｣を決行することにきめた。




伊黒side




…俺は決めた。



来週のクリスマスに蜜璃にプロポーズする…。





オシャレなディナーに誘って。





…蜜璃は喜んでくれるだろうか?!





…！そうだ！宇髄にでも相談してみるか。









宇｢お前甘露寺にプロポーズすんのか！｣


伊｢そうだ。だからお前を呼んだ。


クリスマスに夕食に誘って



そのあとしようかと思っている。





どうしたら蜜璃は喜んでくれるか？｣



俺は｢恋愛マスター｣との異名も名高い宇髄に相談する。






宇｢んー…甘露寺ならどんなでも飛び跳ねて喜ぶと思うけどなぁ

まあ、綺麗な夜景でしたらいいんじゃないのか


オススメの店教えてやるからそこがいいぜ！｣







俺は宇髄の｢行きつけ｣のお店で夕食を食べた後、

その外にある綺麗な夜景スポットでプロポーズ



…することにした。









_______この時宇髄が"あること"を企んでいるのをまだ俺は知らなかった。

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