不機嫌な弟 ページ5
淳「おーい。いつまで寝てんねん…そろそろ起きぃや？」
「んー…」
『…んぅっ』
淳「遅刻するで？」
「ん、、、起きるって…」
『んぅんっ』
寝起きの悪いとも。
俺の胸に顔を擦り付けて
起きたくありませんって言ってるみたいに抵抗してる
あまりそんな顔を擦り付けられると勃つんやけど…
「とも、勃つからやめて」
『っ！』
「あ、起きた。」
『あほっ、朝から何言ってんねんっ』
淳「せやな？完全にセクハラ発言やな。叩いてええで？」
バチンッ
ほんまに叩かれて
納得のいかない俺
淳「ほら、学校遅れるから…行ってらっしゃい」
『「行ってきまーす」』
右頬がうっすら赤くさせながら登校すれば
流「お、きたきたっ…今日はやけに遅かったなぁ？って、ん？？大毅、ほっぺ赤くね？」
「ともが起きれんくて…起こしただけなのに、平手食らったわぁ」
『やって、大ちゃんが変なこと言うからっ』
「変なことやないしっ、ホンマのことやしっ！やってとも、俺の胸にあたま…」
『あー！はいはいもうおわりぃ！聴こえなぁーい！！』
流「朝から仲ええなぁ」
俺とともは中学受験をして
私立中学へと通ってるんやけど
流星も同じところを受けて、見事3人合格してん。
せやから、俺たちは中学でも仲良くできるわけなんやけど
【あ、あのっ…大毅くん…】
「ん？」
【昼休み…時間ある、かな？】
「え？」
【話したいことあって…】
『っ、』
「あー、おん。ええけど、長くなる感じ？」
【そんな、かからないと思うけど】
「ん、わかった。」
同じクラスの…名前何やったっけ？確か、サ行の人…うん。
その人から呼び出しされた
流「また呼び出し？今月何回目やねん？」
「んー…そんなに呼び出されてたっけ？俺」
『呼び出されてる！』
「うぉ、なんでそんな怒ってるん？」
『怒ってへんっ』
「怒ってるやん…」
最近、ともは怒りっぽい
怒らせるようなことした身に覚えがないから
なんで怒ってるかがわからへん
ともの機嫌を直したくて
ホームルーム前に絶対人が来ない
体育館裏まで行って2人きりになる
「とも…」
『さっきの…絶対告白の呼び出しやん』
訳を聞く前にともが自分から話してきた
「え、？…あー、そうなんかな？わからんかった」
『なんでそんな鈍いんっ』
「逆にともは、なんでそんな怒るん？俺はとものことしか見てへんで？」
『っ、それは…わかるけど』
｢ﾁｭｯ…せやから、安心してや」
・
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美羽(プロフ) - パスワードがお知りたいです (2022年9月7日 16時) (
レス) id: 1be4c3356d (このIDを非表示/違反報告)
まいみん(プロフ) - 初めまして。いつも拝読させていただいています。続きがとても気になるのでパスワードを教えていただきたいです。 (2022年9月7日 14時) (レス) id: 6198bdee62 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ~ (2022年8月31日 13時) (レス) id: 439e180867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2022年8月30日 18時
