それぞれの道 ページ31
ともside
ダンス部の入部を許可してもらって
早速髪の毛も金髪にした。
ピアスも一個だけ許されて
ダンスしてるとめちゃくちゃ楽しくて
考えることをやめられるから、
すごく俺の中で切り替えができるものやった。
アイツは
俺が金髪にしたことをすごく驚いてて
「なん、で…髪の毛…」
話しかけてきたけど
聞こえへんフリをした。
クラスに行けばみんな俺の髪の毛に驚いてて
でも校則違反やないから、先生には何も言われず
成績さえ、落とさんかったら
みんな文句は言わんやろ…って思ったから、しっかり予習に復習と徹底して勉強をして
息抜きでダンスを楽しんだ
早くも夏休み前になって
一学期の期末で、学年3位をゲットした。
淳太くんもその事は褒めてくれて
これで文句を言われる事は無くなった
相変わらずアイツとは口も聞いてへん
ひとり部屋にも慣れたし
友達やって増えた。
このままひとりでも
依存なんかしなくても、俺は大丈夫。
一人で生きていける。
…
大毅side
もうともと2ヶ月以上まともに話をしてへん
不思議とこの生活にも慣れてきている自分もいて
でも、ずっと物足りなさがあって
気付けばともを目で追ってる自分がいて
もう嫌われたのに
諦めがつかへん俺は相当しぶとい性格をしてるみたいや
夏休み前の試験では、ともが学年3位になってて、
俺は200名以上いる学年の中で半分より上。
もう、勉強よりもとものことで頭いっぱいで
そんな俺に流星が言ってきたんよ
流「なぁ、大毅。俺とサッカーやらん？」
「サッカー…なぁ。」
流「もうともと一緒に登下校してへんのやろ？ともも好きなことしてるんやったら、大毅もしたらええよ。ひとりウジウジしててもしゃーないやろ？」
「…それも、そうやな」
ともは髪の毛を金髪にしたと思ったらダンス部に入部したことを後で風の噂で聞かされて
淳太は俺に何も教えてくれへんかった
たぶん、ともに言うなって言われたのかも知れへんけど
俺だけ、取り残されて
ともはどんどんやりたい事をやってて
凄く遠い存在になってしまった。
「俺、サッカー部に入ろうかな」
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美羽(プロフ) - パスワードがお知りたいです (2022年9月7日 16時) (
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まいみん(プロフ) - 初めまして。いつも拝読させていただいています。続きがとても気になるのでパスワードを教えていただきたいです。 (2022年9月7日 14時) (レス) id: 6198bdee62 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ~ (2022年8月31日 13時) (レス) id: 439e180867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2022年8月30日 18時
