人格 ページ24
大毅は車に乗って帰った。
せやから、俺は歩いて帰る
1人考えながら歩いてると
だんだんイライラしてきて
家に着くと
大毅はリビングに居て
俺は部屋に行って大毅の荷物全部部屋の窓から外に放り投げた
ガタン…ガシャン…
「っ！とも…なにやって…」
『あ？…これ俺のちゃうし…要らん』
「“俺“って…」
『二度と俺の部屋に入んな。』
窓から外を見れば
使用人が慌てて大毅の荷物を拾ってて
大毅も外に出て拾ってた
「おい、別に捨てんくてもええやろ」
『捨てるに決まってるやろ…要らんもん』
夕食にも顔出さんと
部屋に引きこもって
ひたすらゲームをして
夜になって
淳太君が帰ってきた
喧嘩したことを聞きつけたのか
俺の部屋をノックした
淳「とも…？…入ってもええか？」
『…どうぞ』
淳「…聞いたで？…喧嘩したんやって？」
『喧嘩やない。もう、アイツのことなんか嫌い。絶交や』
淳「っ、、相当怒ってるんやな…」
『怒ってへん…嫌ってんねん』
淳「なんで…そうなったん？」
『アイツに聞けば？』
淳「俺には…ちゃんと話してくれてもええやろ？」
『…アイツが俺を捨てた。せやから、俺も捨てる』
淳「っ、とも、今…“俺“って…」
『もう必要ない』
淳「…そっか…閉ざしてしもたか」
ぎゅーっと淳太くんは俺を抱きしめて
淳「辛かったなぁ…」
って頭を撫でるけど
『…淳太くんも…そのうち…俺のこと捨てるやろ。双子なんて要らんもんな。俺出てくから』
淳「アホ！そんな事するわけないやろっ…二度とそんなこと言わんでっ」
淳太くんが本気の目で怒ってて
でも俺をまた抱きしめて
まるで傷を癒そうとしてるみたいに
ずっと抱きしめてた
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 642人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美羽(プロフ) - パスワードがお知りたいです (2022年9月7日 16時) (
レス) id: 1be4c3356d (このIDを非表示/違反報告)
まいみん(プロフ) - 初めまして。いつも拝読させていただいています。続きがとても気になるのでパスワードを教えていただきたいです。 (2022年9月7日 14時) (レス) id: 6198bdee62 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ~ (2022年8月31日 13時) (レス) id: 439e180867 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AB
| 作成日時：2022年8月30日 18時
