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遅い帰宅 ページ14

淳「遅い!今何時やと思ってるんっ」

「え?…ぁ、、何時?」

淳「19時や!友達の家に居るにしても迷惑になる時間やろっ」

『…ごめんなさいっ』

淳「高校生ならまだしも、まだ2人は中学生なんやからっ…それに、あまりにも遅いから心配したやろ?」

「心配ってなにも心配することないやん」


淳「ある!2人とも可愛い顔してるから、変質者に攫われるかも知れへんやろ…それに、中間家の子って分かれば人質にされる可能性やってあるやろっ」


「…」

淳「2人の世界なのはええけど…心配する人が居るってことを頭に入れておきなさいっ」

怒った後淳太は
俺らのところに歩み寄ってぎゅーっと抱きしめた

淳「ほんまに心配したんやからな」


「…ごめん…淳太」

『淳太くんごめんなさいっ』


淳「ん…取り敢えず無事に帰ってきたからいい。ご飯にしよう」



俺たちのことを心配して怒ってくれる人がいる
そんな経験があまりなかったから

なんか…怒られたのに
胸がほわっと温かくなったような…そんな気がした


やっぱり…淳太だけは俺たちの中の特別な人やわ


その後は
淳太は怒る気配はなくて

流星の家に行ったことや、ゲームで遊んだことを話した。
淳太は優しい顔でうんうんと話を聞いていて

淳「流星くんとは相変わらず仲良くしてるんやな?良かった良かった」

と言っていた

俺たちに、初めてできた友達やから淳太は嬉しいみたい。
それに、俺たちは2人の世界観を作るから中学で孤立してるんちゃうかって思ってたみたい


淳「今度友だち招待して、家で遊んでもええよ。」

なんて言ってくる


居らんし…
流星くらいしか


そもそもこの家に誰か呼ぶとか考えられへんわ


俺らの部屋なんか特に誰も呼びたくない
やってともと一緒に寝てるベッドとか見られるわけやろ?

むりむり

寝室は神聖な場やねんから
絶対、人は呼びたくない


流星やったらリビングとかで遊ぶからええけど

そう考えると
俺らって許容範囲が狭すぎるな…

まぁ、せやからって困ることはないねんけど
俺には、世界一大事なともが居て、次に大切な存在の淳太が居て、…俺らの理解者である流星がいる。

それ以外何も必要ないやん
“新しい存在“なんて要らない



変化を嫌う双子→←ゲーム



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美羽(プロフ) - パスワードがお知りたいです (2022年9月7日 16時) (レス) id: 1be4c3356d (このIDを非表示/違反報告)
まいみん(プロフ) - 初めまして。いつも拝読させていただいています。続きがとても気になるのでパスワードを教えていただきたいです。 (2022年9月7日 14時) (レス) id: 6198bdee62 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ~ (2022年8月31日 13時) (レス) id: 439e180867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2022年8月30日 18時

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